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片岡鶴太郎展~こころ色

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本日、4日が最終日になりました。
おかげさまで大勢の方がここ箱根やまぼうしにお越しくださいました。
女性同士、ご夫婦、若い方・・・鶴太郎さんファンの幅の広さを感じました。

併設している「カフェ&アンティーク」にもお立ち寄りいただき、楽しい語らいの輪にも入れていただいた期間でした。皆さま、ありがとうございました。

こうして古民家を再生して造り上げた我が家に人々が集うとき、12軒の家々の歴史を共に生きていらした人々の喜ぶ声が聞こえてきます。

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日曜日はオープニングパーティー。
鶴太郎さんも夕方に「やまぼうし」にお越しくださいました。
会場をうめる素敵な作品のかずかず。絵画・陶器・そしてガラス。
どの作品からも、鶴太郎さんの作品への情熱と、同時にご本人の優しいお人柄を感じとることができます。

床の間には、鶴太郎さんの画家としての原点「椿」と、私が17歳で出逢った古信楽(蹲)を描いてくださった「蹲二椿」が、それは素晴らしい空間を飾ってくださいました。

来年はどんな作品と出逢えるのでしょうか・・・。

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昨年の作品、山中塗りの盆にデザートを置いてみました。

『こうして使ってもらえて嬉しいです。用の美ですね』・・・と仰る鶴太郎さん。
今年も素敵な展覧会が開催できました。
感謝申し上げます。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:32 | | コメント (4) | トラックバック (0)

『片岡鶴太郎~こころ展』と『箱根三三落語会』

『片岡鶴太郎~こころ展』を明日10月29日から11月4日まで
箱根「やまぼうし」で開催いたします。

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今回の展覧会は鶴太郎さんと私、お互いに「椿」が重なります。
彼は寒さ厳しい2月の早朝、お隣の庭に鮮やかに咲く朱色の
「椿」に出会い、その美しさに感動し、
「この花が描けるようになりたい」と思われ、
それが画家としての原点となったそうです。

私が17歳の時に出逢った古信楽の壷。
それから50年以上を共に歩んできたこの壷には「寒椿」が
よく似合い、毎年冬になるとそっと椿をいけて楽しんでいます。

今回の展覧会にこの壷に椿を活けた「蹲二椿」を描いてくださいました。
絵画、ガラス、陶器と素敵な作品の数々が出品されております。
ぜひお越しをお待ちいたしております。
http://www.mies-living.jp/events/2011/kokoroiro1110.html


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そして来月12日は「箱根三三落語会」を開催いたします。
30名様限定のとても贅沢な落語会。三三師匠の素晴らしいお噺に加え
落語終了後に師匠とご一緒する食事会もまた魅力の一つです。
"まくら"を聴いているような、素顔の師匠のお話を伺うことができます。

http://www.mies-living.jp/events/2011/hakonesanzakai1111.html

投稿者: Mie Hama 日時: 09:36 | | コメント (0) | トラックバック (0)

『須田菁華展~受け継がれる用の美』

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『須田菁華展~受け継がれる用の美』のご案内です。

箱根「やまぼうし」で念願の展覧会を開催いたします。
9月23日(金)~29日(木)まで。

旅は最良の師や友を私に与えてくれます。
自分の体に合った水、空気、風、土、
そして人との出逢い。

それを探すのが旅のような気がします。
旅先で求めたものによって旅先の見え方が違います。

どのくらい前のことでしょうか。
山代温泉の須田先生の工房をお訪ねしたのは。
日本家屋のその佇まいは温かで優しさに包まれていました。
そして、笑顔で出迎えてくださった須田先生。
作品一点一点が手の中に包みこまれてしまう・・・。
そんな作品に魅了され、我が家の食器棚には須田コーナーがあります。
使い勝手が良く、どんな料理にもあう、まさに「用の美」です。

23日は須田先生も私も一日中会場におります。
会期中は私はできる限りそれらの器とともに居たい・・・と思っております。

皆さまのお越しをお待ちいたしております。
詳しくはHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2011/sudaseikaten.html

投稿者: Mie Hama 日時: 06:41 | | コメント (0) | トラックバック (0)

C.W.ニコルx浜美枝 『森を語る』

作家のC・W・ニコルさんが「箱根やまぼうし」で森を語ってくださいます。
私とのトーク、そしてDVDでは「アファンの森」(ケルト語で"風が通るところ")の現在の様子が観られます。

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ニコルさんは25年前に荒れた森を再生させるために長野の黒姫に移り住み、自らの手で森づくりをはじめました。

当日の様子は私のもつラジオ番組「浜美枝のいつかあなたと」でも収録させて頂きます。(文化放送・日曜10時半~11時)

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お伺いしたい話はいっぱいあります。

「森」の再生に向けてどんな思いがあったのか。
そしてその森は動物や人間に何をもたらしてくれたか。
現代の日本社会の「山」に行政はどのような取り組みをしているか。
(海外との比較)

ニコルさんが17歳まで暮らした英国、ウエールズ。
人間が子供の時期に自然とふれあうことの大切さ。
それは一生の記憶に残るのか。
現在の日本の子供に何をしてあげるべきか。

日本は今年、大震災という未曾有の事態に襲われた。
今後どのような精神性をもって暮らしていくべきか。

など等。
日本国籍を取得し、心から日本を愛しているニコルさんから見て日本人の暮らし方がどのように映っているのか。

もう30年近く友人としてお付き合いさせていただいて、彼ほど真摯に自然と向き合っている人は少ないように思います。

今回の災害で被災した子供たちを「アファンの森」に招いてもおられます。
自然に触れ「心開く」子供たちも多いとききます。

当日はトークとDVD・・・そして食事をご一緒しながら語り合いたいと思います。

開催日は2011年10月2日(日)15:30開場です。
詳しくはHPでご覧ください。
皆さまと共に「語り」あいましょう!
http://www.mies-living.jp/events/2011/afan.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:16 | | コメント (0) | トラックバック (0)

聞香の会

先週末、箱根「やまぼうし」で「お香の会」があり私も初めて参加いたしました。
かねてより「お香」には興味があったのですが、なかなかチャンスがなかったので今回、楽しみに参加いたしました。

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第一部は聞香(もんこう)の会。
伝統的な香道では、香りは嗅ぐとは言わず「聞く」というのだそうです。

そこからして「難しいのかな・・・」と思いつつ椅子に座りました。
埼玉、東京からもお越しくださり参加者は7名。
渡辺先生は分かりやすく「香」の成り立ちからお話しくださいました。

西洋のアロマセラピーの研究は進んでいる一方で、東洋の香りに関する調査は盛んではなく、古代文明の時代からの「香り」をもっと皆さんに知ってもらいたいと渡辺さんは仰います。

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香炉の灰作り(灰手前)から始まりますが、これがなかなか美しくは作ることができません。灰をかきあけ、押さえ、呼吸を整えます。

香木は全て天然。
伽羅から始まり沈香、香十徳、白檀はティモール島周辺が原産地。インドやインドネシアでも多く産出されていましたが、現在は少なく貴重品になっているそうです。栂(つが)、安息香(私はこの香りが一番好きです)のバニラのような甘い香りは呼吸系に薬効があり、タイ、ベトナム、マレーシア、ジャワ島から産出されます。

20種類くらいの香木から3種類の香木を聞かせていただきました。

「嗅覚がきく人は健康なのですよ、ほら鼻がきくって言うでしょ、つまりそれは自己防衛なのです。」

テーブルと椅子での会なのでリラックスして「香りを聞く」ことができました。

香りと自分がひとつになれるか・・・。
興味深かったのが、それぞれの香木の持つ柔らかな香りが沈静作用、安定作用、頭痛の緩和など様々な効能があるからでしょうか、30分くらい聞いていると精神が落ち着き、心が満たされてきます。

そう、幸せな気分になってくるのです、不思議と。

室町時代に生まれた「香道」。
ひとりひとり感じ方が違うそうです。
参加者全員で「香・満ちました」と言って第1部は終了。

昼食は湘南エリアの地野菜をふんだんに使ったヘルシーで美味しいフレンチのランチボックス。

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第二部は匂い袋と塗香(ずこう)づくり。

僧侶は法要の前に、修行僧は修行に入る前に、塗香を口に含み、手や身体に塗って、煩悩、汚れ、邪気を除き心身を清めたそうです。一般の人が読経や写経をする前にもよく使われるそうです。

先生が「浜さんはどんな香りがお好きですか?」と仰られたので「ちょっとラブリーで優しい香りがすきです」と申し上げました。

先生おすすめのブレンドと自分の好きな香りをブレンドして出来上がり。

私は白檀、安息香と丁子を少々。
先生いわく「成熟した大人の女性の香り・・・です」と。
手の平に塗ったらやわらかな香りに心が休まります。
匂い袋にそっと入れ、旅の最中、ひとり夜、音楽でも聴きながら香りを楽しみましょう。

蜩が鳴き、風がそよそよと部屋をぬけ心地良い一日でした。
渡辺えり代先生、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。

また秋には「やまぼうし」で講座が開催されます。
ご興味のある方はHPでご覧ください。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:34 | | コメント (0) | トラックバック (0)

『箱根の森の天使たち』を終えて

大勢の女性たちが箱根の「やまぼうし」にお越しくださいました。
青森からは夜汽車に乗り、また夜汽車で帰られた方。
沖縄から、大阪、神戸、京都、そして関東各地からここ箱根へ。

「わぁ~素敵」
「ラブリィー!」
「細やかな手仕事ですね」
「心があたたかくなるわ」

などなど、皆さんそれぞれが作品を通じていろいろなことを感じられていました。たくさんの素敵な出逢いを頂き感謝いたします。

なによりもまた石井麻子先生とのおしゃべりは至福のときでした。
同世代、同じ時代に旅をし、平和を願い、今回は「製作する日々は大災害と共にあり、無念にも命を奪われてしまったひとびとへの鎮魂の心も編みこまれています。」とおっしゃられます。

万事がスピード、インスタント、使い捨てでしめられてきた時代に、今は「手のぬくもり」が求められています。

私が旅というものの得もいわれぬ魅力にのめりこんで30年以上がたちます。
それは、"日本の日本的なるもの"・・・に惹かれての旅でした。
そんな中で出会った古民家。その古民家に、"天使"が舞ってくれました。
何よりも家の木々が一番幸せ。

ここ箱根の森でこれからも、皆さまの心があったかくなるような、豊かな気持ちになってくださるような、そんな展覧会を開催していきたいと思います。どうぞ、HPへアクセスし、お越しをお待ちいたしております。

投稿者: Mie Hama 日時: 07:46 | | コメント (1) | トラックバック (0)

箱根の森の天使たち

昨年の秋に続き今年もニット作家石井麻子先生の素敵な
ニットアート展が箱根のわが家「やまぼうし」で開催しております。

今年のテーマは「箱根の森の天使たち」・・・とても素敵です。

空間に「森の天使」やアンジュのニットアートの世界が広がります。
昨日は雑誌「いきいき」の読者の方々が大勢お越しくださいました。

私は夜明けどき、深く穏やかな眠りの中にいると、家の周りから
聞こえてくる鳥のさえずりで目を覚まします。

そして、会場の「森の天使」たちに逢いにいきます。

今週、日曜日まで開催中です。
金曜、日曜は私もおります。ぜひお越しくださいませ。

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投稿者: Mie Hama 日時: 07:16 | | コメント (0) | トラックバック (0)

Mie's Living ~ 春の催事のお知らせ

箱根の山は、毎年気が抜けない春の大雪に見まわれ、
木々のつぼみもこごえているようです。
それでも春の気配を日に日に感じられるようになりました。

この雪が完全に溶ける頃には、「箱根やまぼうし」も
また本格的に始動いたします。

私もとても楽しみにしている「季節の催事」は
Nefer Galleryさんの 「イエメン・ジュエリー~Sheba Collection」。
昨年末に展示会をご一緒させていただいたNefer Galleryさんと
今年も素敵な企画をご一緒させていただけることになりました。

そして石井麻子さんのニット・アート展「箱根の森の天使たち」と続きます。
昨年は秋・冬もののニット作品でしたが、今年は5月開催ということもあり、
春・夏もののコレクションです。
前回とはまた違った石井さんのラブリーな作品を皆さんにご紹介いたします。

それに先立ち、まず、2011年の最初を飾って下さるのは、柳家三三師匠をお迎えしての「箱根三三落語会」。小三治師匠のおっかけを自称する私は、三三さんの落語もよく聴かせていただいており、三三師匠の落語でやまぼうしの今年のスタートを飾ることが出来ますことをとても嬉しく、楽しみに思っております。

前回もご案内させていただきましたが、会場の都合で30名様限定の贅沢な会でございます。若干のお席の空きがございますのでご希望の方はどうぞお早めにお問い合わせくださいませ。

http://www.mies-living.jp/events/hakone_sanza_rakugokai.html

投稿者: Mie Hama 日時: 11:01 | | コメント (0) | トラックバック (0)

『柳家三三師匠落語会』のお知らせ

『柳家三三師匠落語会』のお知らせ

箱根「やまぼうし」で4月3日三三さんの落語会を開催いたします。
ご存知のように三三さんは柳家小三治師匠のお弟子さんです。
小三治師匠の"追っかけ"の私は、三三さんの落語もよく聴かせていただいておりました。

お若いのにその芸はまさに正統派。
小三治師匠とはまた違った芸風に見えます。
しかし、やっぱり師弟。
どこか似ています。

ここ箱根で以前、小三治師匠の落語を聴かせていただいた時には会場となった大広間の時計が止まっていたのです。
そこから師匠の自在な「まくら」から始まりました。
三三さんが同じ空間でどんな落語を聴かせてくださるか・・・。
楽しみです。

会場の都合で30名限定とさせていただきます。
落語終了後、師匠を囲んで軽いお酒と食事をご用意しております。

もちろん、私もご一緒させていただきます。
詳しくはやまぼうしのHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/hakone_sanza_rakugokai.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:35 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ナイルの畔で~タペストリーとキャンドルで迎えるクリスマス

ネフェルギャラリーのオーナー・金田理恵さんが箱根「やまぼうし」で素敵な展覧会を開催してくださいました。

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エジプトカイロ近郊のしばらく行ったところにハラニアという小さな村があります。この村にエジプトの田舎の風景を色鮮やかに織りなす機織りの職人がいます。全て天然のもので。なんと美しいことでしょうか。そこには清らかな泉があります。その泉は知恵と愛情がいっぱいの暮らしから生まれます。豊かさの中にいる私たちは、地球の自然の営みからはたして彼らのような「美しい営み」を紡ぎだせるでしょうか。

いさかいのない世界

人々のぬくもりを感じ、キャンドルを灯してともに祈りました。

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金田さんはご主人の仕事の都合でエジプト・スペイン・インドなどで暮らされました。エジプトは観光で成り立っている国ですが、私たちの目にはふれることのない部分もあるそうです。

女性や子供の生活環境はかなり厳しく、過疎地域では狭い家に大人数の家族が住み、かまどのすぐ近くで寝ていたりしていて、目が行きとどかないためにかまどに落ちてしまう事故や虐待も後をたたず、悲惨な状況が続いているのです。

今回の展示会に合わせ展示したクリスマスの人形とオーナメントの収益金135,600円の全額は、金田さんが支援しているミニアの火傷施設に寄付されます。

今回展示したタペストリーや刺繍製品などの多くがエジプトの女性たちが経済的な自立への第一歩として作ったものが多く、どれもほんとうに素敵な作品でした。現地の女性や子供をただ単に援助するのではなく、その次のステップとしての自立も視野に入れながら活動されている金田さん。まさにこれこそが「ソーシャル・ビジネス」の在り方のような気がいたします。

そして、今回も大勢の方々が箱根「やまぼうし」にお越しくださいました。
ありがとうございました。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:33 | | コメント (2) | トラックバック (0)

NAGISAコンサート「馬頭琴が奏でるモンゴルの風」

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先週末、我が家の「やまぼうし」でNAGISAさんの奏でる馬頭琴
の音色が広間に響きわたりました。

ユーラシア大陸に広がる草原の国、モンゴル。遊牧民族は家畜
とともに暮らし、家族同様、馬に愛情を注いできました。

「馬頭琴」は草原のチェロとも呼ばれ、哀愁をおびた美しい音色。
馬頭琴の由来といわれているモンゴルの民話「スーホの白い馬」を
私が朗読いたしました。

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こうして昨年から始めた、ここ「やまぼうし」でのコンサートや展覧会。

この家は壊される運命にあった古い農家を移築し、和洋折衷の家を造りました。どこかイギリスの田舎家のような・・・、そんな日本の良さと大好きなイギリスの古い家が一緒になったような家です。

子育て真っ只中の昔、「ねえ、聞いてくれる?」 眠れない夜、私は我が家に住むたくさんの柱や梁、床や戸棚、多くの木とおしゃべりをしたものです。木々たちはなにしろ何百年も生きているからものしりで、私のわからなさを諭したり、ときには眠ったふりをして答えてくれなかったり。

そうそう・・・もうずい分前のことですが、我が家の木々たちの本当に得意顔を思いだします。だって世界的なヴァイオリニスト、ウィーン・フィルのコンサートマスターをつとめるライナー・キュッヒルさんがみえて、この大きな梁の下であのストラディバリウスを弾いてくださいました。

和ろうそくに火を灯し、静かに、静かに弾き始めました。
"バッハ・無伴奏パルティータ第ニ番"
澄んだ音は家の中を走り、天井のすみずみにひびき、木と戯れていました。

「ね、家の木々たち。よかったね、この家へのすてきなプレゼントだったね」

ほんとうに贅沢な木々たち。

馬頭琴の音色や美しいランプ、そして明日16日からは
「石井麻子のニットアート展 夢を編む 藍を編む」が始まります。
http://www.mies-living.jp/events/knitart.html

ブログをご覧の皆さま、お暇があったら我が家の木々に会いにいらしてください。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:30 | | コメント (3) | トラックバック (0)

新米の季節

「いただきます」という時、私はいつも合掌します。

子育てが一段落した頃、10年間でしたが米作りを学びました。
素人が米作りに挑戦するのは並大抵のことではありません。
けれど、私にはどうしても「作りたい」という意思、そして夢がありました。
私の農業に対する敬意が、作ることで表せるような気がしたから・・・。

まず準備として拠点となる農家を福井県若狭三森に移築。
田んぼをお借りして、地元で農業を営む米作りの名人松井栄治・よし子さん夫婦を師と仰ぎ、農業のイロハから手ほどきいただきました。
近くに佐分利川と鎮守の森。日本の原風景ともいうべき美しいところです。

若狭での農業体験は熱く、力強い日々でした。
師匠の松井さんは減農薬・無科学肥料栽培で見事なお米を作っています。
全国各地のお米好きから注文がくる名人です。

私の田んぼはわずか七畝でしたけれど美味しいお米が収穫でき刈り取りの日、初めて手にしたとき、思わず涙がこぼれました。

「いただきますといって手を合わせるのはね、お米を作ってくれたお百姓さんやお日さまに感謝するためなのよ」・・・と母や祖母に言われたものです。

実際、農業ほど、暮らしと密接に結びついている生業はありません。
「食べるということは生きること。食は命そのもの」
そして、環境。
土の力、水や日光、森、雨、風・・・すべて、農を支えるもの。
水田の農地は、水をたたえることで保水の役割をはたすなど、自然の景観の一部をにない、自然をサポートしていたりもします。

「農」を考えることは、何より、未来を考えることではないでしょうか。
その農村の、日本の原風景が大きく変化している今日です。

この季節、ご飯がいっそう愛しくなります。
お米の力ですね。艶と適度な粘り、ほのかな甘み、噛むほどに味わい深い若狭・松井さんのお米。

「浜美枝のひとめぼれ」は松井さんが1ヘクタールほどの田んぼで「安全」と「安心」を心がけ作ってくださいます。宜しければ召し上がれ。

詳しくはHP「正直な作り手の味」にアクセスしてください。
http://www.mies-living.jp/honestfood/hitomebore/index.html

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投稿者: Mie Hama 日時: 09:53 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ギャルリー田澤展を終えて

「燈とテーブルウェア」展が昨日終了いたしました。

ランプの好きな方々が遠方からも大勢お越しくださり、箱根の我が家「やまぼうし」にはギャルリー田澤の空間が広がりました。

"和魂洋彩"を唱える田澤ご夫妻は、美の名プロデュサーです。

京都のギャルリー田澤は私の憧れの場所でした。

我が家の囲炉裏の部屋にひとりいる時、四十数年にわたり集めてきた器や道具が、かすかな声でおしゃべりしているような気がするのです。それはけっして怖いものではなく、私にとっては、美の世界に誘われているような、心のときめきを感じるむしろ甘美な瞬間です。

よく考えてみると、ものが長い年月を、生まれたときの形を保ちながら生きつづけているということは、小さな奇跡ではないでしょうか。人を魅了する力があったから、大切に丁寧に、人から人へと伝えられてきたのではないかしら。そんなふうに思います。

2006年より始めた展覧会も今年で5回目、"最終章"でした。
箱根の秋に映えるあたたかな燈・あかり・・・を皆さまとご一緒に楽しませていただきました。感謝申し上げます。

はじめて日本にランプがともったのは万延元年(1860)、エドワルド・スネルという商人によってとか・・・。

田澤さんは、現代の宗達だと私は思います。道具を道具としてとらえるだけではない、使い方のセンス、生き方をひっくるめての空間づくり。

また京都にお邪魔させていただきます。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:36 | | コメント (0) | トラックバック (0)

日常~くらし~の遊び展 「燈とテーブルウエア」

先週の土曜日から京都の"ギャルリー田澤の展覧会を箱根「やまぼうし」で開催しております。

田澤長生さんが、長年にわたり収集してきた秘蔵の洋燈(ランプ)、灯火器、燭台、天吊り燈、シャンデリア、そしてテーブルランプなどテーブルセッティングと共に我が家の空間を、それはそれは素敵に演出してくださいました。

私自身、燈かりが大好きで、これまで美術館で見てまいりましたが、これほど、明治の人々が燈りに薀蓄があり、西洋のランプを見事に新たな文明として取り入れていることに驚きと同時に、日本人の美意識に改めて感動を覚えました。

古くは平安時代、江戸時代・・・蝋燭から始まった、「あかり」。

現代の電気の生活からはけっして感じとれない、そこには温もりのあるあかりの世界が広がります。

日曜日まで開催しております。
移りゆく自然の中で、ゆったりとした時間をお楽しみいただけたらとご案内いたします。

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投稿者: Mie Hama 日時: 10:55 | | コメント (0) | トラックバック (0)

片岡鶴太郎展『こころ色』

今年の夏も箱根やまぼうしで片岡鶴太郎展『こころ色』を開催することになりました。

画業15年目を迎える鶴太郎さん。多彩なキャリアをお持ちですが、ますます芸術の世界での鶴太郎さんは魅力を増されています。1954年生まれ、56歳を迎える鶴太郎さんは以前こんな話をしてくださったことがあります。

「40歳で初めて絵を発表したのですが、40歳は僕にとって人生の区切りでした。これからの人生、何を頼りに、何を求めて生きたらいいのか・・・人生の中にポツンと置かれた孤独、焦り・・・そんな日々がありました」・・・と。

よく分かります。

私自身も40歳が人生の大きなターニングポイントでした。
時には立ちつくしたり・・・ひとつ山を越えたとホッとして顔をあげると、また別な山が。目の前にあるのはいつだって曲がりくねった道でした。

でも、年を重ねるって素敵なこと。

鶴太郎さんの作品を拝見していると、いくつもの山を越え、寂しさも、悲しさもそして喜びもが作品に表現されているのです。どうぞ箱根の我が家で鶴太郎さんの積み重ねていらした人生を、作品をご覧ください。

詳しくはHPで。
http://www.mies-living.jp/events/10kokoroiro.html

投稿者: Mie Hama 日時: 07:37 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ワークショップ

箱根の我が家でワークショップを始めました。

「好奇心を満たす集いの空間」
 箱根で触れる大人の遊び

7月10日(土)は「和の香り体験講座」の時間。

私は香の世界はまったくの素人。でも憧れていました。
箱根の静けさの中で香木が放つ洗練された香りを楽しみたい・・・
そんな個人的な興味からの発想でした。
前回は12名でゆったりとした空間の中でのレッスン。
ランチボックスも好評でした。

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そして7月24日(土)は「水彩色鉛筆で旅先スケッチ」です。

私は絵が苦手。でもこれだけ旅の日々、スケッチができたらいいな・・・
といつも思っておりました。

箱根で暮らしはじめて、34年になりました。子供たちも成人し巣立っていった今、日常に彩りもたらすような企画を催しながら、我が家に皆さまをご案内させていただき、私自身が楽しみたいのです。

詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/workshop/index.html

投稿者: Mie Hama 日時: 10:28 | | コメント (0) | トラックバック (0)

和の香り体験講座

『花のように~ふたりのコラボレーション』展
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)が昨日終了いたしました。

箱根に咲く豆桜が満開の我が家に、大勢の方がお越しくださいました。
12軒の古民家の木々がさぞ喜んだことでしょう。花の香りと笑い声に包まれ、私自身も美しいものに囲まれ幸せな1週間でした。

次回のお知らせです。

『和の香り体験講座~静けさの中 香りと向きあう 至福の時間』

第一部: 聞香(もんこう)の会   5月22日(土)11:30~13:15
香りを「聞く」・・・この会はリラックスした雰囲気の中で始めての方でも、
香木の香りを楽しんでいただけます。

第二部: 練り香(ねりこう)づくりと焚き方  5月22日(土)14:00~15:45
平安貴族が愛した練香をつくってみましょう。
家庭での練香の焚き方も学べます。

お昼はフレンチの特製ランチボックスで小休憩

講師はロンドン・パリ・香港・ボストンなど海外生活が長く、45ヶ国以上への旅で得た異文化体験から、世界の多様な文化における音楽、舞踊、美術工芸、自然療法に精通している渡辺えり代さんです。

えり代さんはおっしゃいます。
「太陽・月・星・草木・花々を愛でながら、自然界に感謝して暮らしたい」・・・と。
箱根でのひととき「香り」の世界をあじわってください。

日常から、ちょっと離れるのも素敵です。詳しくはHPでご覧ください。
『和の香り体験講座~静けさの中 香りと向きあう 至福の時間』
http://www.mies-living.jp/workshop/wanokaori.html

私も「私の練香」を創ってみたいです。      

投稿者: Mie Hama 日時: 10:38 | | コメント (0) | トラックバック (0)

花のように~ふたりのコラボレーション~

昨日の幻想的な雪景色から、今日初日は青空も見え庭の豆桜も満開です。素敵な展覧会のはじまり・・・。

たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)展に大勢のお客さまがお越しくださいました。全国各地から永順の生徒さんやらHPを見てきてくださった方々。
部屋いっぱいに笑い声が響き心地よい空間です。

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私は早朝から庭一面の雪の手入れ。何故って、雪の下に埋もれてしまった花々を皆さまにご覧頂きたくて、手で一輪一輪掘り起こしました。おかげさまで可憐な花々が顔をのぞかせてくれました。

夕方からはオープニングパーティー。
メゾン・ド・H&M(アッシュ&エム)のスタッフが湘南野菜をたっぷり使った健康的で美味しいフレンチを作ってくれました。みんな~幸せ・・幸せ!
美しいものに囲まれ美味しい料理、素敵な仲間、私も幸せです。

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お時間がありましたらぜひお越しください。

投稿者: Mie Hama 日時: 01:59 | | コメント (3) | トラックバック (0)

花のように~ふたりのコラボレーション展

箱根に住んで30年の歳月がたちました。
私の大好きな花「やまぼうし」
箱根の山がふんわりと山法師の花で覆われるのは初夏。
この花の見事な開花は十年に一度とか。

仕事をはじめて50年の歳月がたちました。
「私は何をしているの?こんなことしてられない。自分の人生の立て直しをしなければ・・・」と考えたことも、しばしばありました。自分の心がつき動かされるほうに仕事を選択していくことも増えてきたように思います。

十年に一度 見事な開花・・・。私も「やまぼうし」のように咲きたい!
そんな思いで我が家の屋号は「箱根やまぼうし」です。

子供たちも、それぞれ社会に巣立っていきました。今は「大人の静かな空間」になり「人が集えるサロン」として、この空間での展覧会など私の心のオアシスになっています。何よりも私自身が楽しみにしているのですから。

これまで2006年から京都・ギャルリー田澤をはじめ、藤井勘介さん、福本潮子さん、片岡鶴太郎さん、と展覧会を通じてとても素敵な出逢いができました。

そして明日17日(土)~22日(木)までは
『花のように~ふたりのコラボレーション』
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)が開催されます。

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いつも花と一緒に呼吸しているような、のびやかな永順の世界。そんな永順を包みこむような優しさで造られた省ちゃんの器。そのどれもが「美の空間」を醸し出してくれます。

今日は搬入で大忙し。省ちゃん・永順、そして私やスタッフ。
展覧会を皆さまに喜んでいただけるよう、この時が一番の楽しみなのです。
どうぞご興味のある方はホームページにアクセスしてください。
お越しをお待ちいたしております。

ホームページへのアクセスはコチラから

本日は4月としてはめずらしく突然の雪、幻想的な世界です。
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投稿者: Mie Hama 日時: 13:13 | | コメント (0) | トラックバック (0)

花のように~ふたりのコラボレーション展

箱根では早朝、小鳥たちのさえずりが「おはよう、朝ですよ」と私を起こしてくれます。そして、早朝の山歩き。朝の光がスーッと差し込んで、とても気持ちよいのです。歩きながら、箱根の山のエネルギーをもらっているような気がします。

山があり湖があり、自然環境が素晴らしい箱根に住みはじめて30年がたとうとしています。日本が高度成長まっしぐらの時代、住みにくい、維持が大変、跡継ぎがいない・・・などの理由でつぎつぎに捨てられていった古民家。悲しい時代でもありました。

土地のおばあちゃんたちに、「なんとか、この家を守ってほしい」と、手をあわされ、断りきれなくなってしまい、結局、十二軒の家をゆずってもらいました。その木々は私たちの家族の住む家を形造り、第二の命を生きることになりました。柱や梁には、長いあいだ人びとを守りつづけてきた優しい表情があります。

自然にも物にも魂があるように思えるのです。

骨董と出会い、ルネ・ラリックの作品などガラスの器に出会い、窓に広がる風景を見つめながら、一生懸命子育てをして、仕事をし、たくさんの素敵な人との出会いに支えられてきた私のこれまでの人生。

この空間を仲間と共有したい・・・そんな思いで、最初は私の大好きな京都「ギャルリー田澤」の素敵な展覧会から落語会、コンサート、闇笛を聞く会、などを楽しんできました。昨年春からは正式にMie's Livingとして「箱根やまぼうし」がスタートしました。

今年も春から素敵な展覧会が始まります。
4月17日~22日まで「花のように」と題して「たかはししょうぞう・永順のふたりのコラボレーション展」を開催します。

省ちゃんの器は永順さんの花を優しく包みこむような、料理の味を引き出してくれるような素敵な器です。永順さんは、いつも花と呼吸しているような、のびやかな美の世界が広がります。今回はシルクスクリーンの絵と花。

さあ、春の到来、我が家の木々が待ち望んでいる展覧会のご案内です。
詳しくはHPでご覧ください。

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投稿者: Mie Hama 日時: 09:12 | | コメント (2) | トラックバック (0)

片岡鶴太郎さんの展覧会

片岡鶴太郎さんの展覧会「こころ色」が、我が家の広間の空間に見事に表現されています。

生活周りの作品をお迎えしたい・・・との思いがありました。鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふくと息づいています。暮らしを美しく彩り、爽やかな風を空間にふきこむような素晴らしい作品ばかりです。

「作品は人なり」と思わずにはいられません。

今回の展覧会の展示は毎年、この空間を美しく彩ってくださる京都「ギャルリー田澤」のオーナー、田澤ご夫妻がプロデユースしてくださいました。
美しい花器にふさわしい花を生けこみ、「千年の恋」を床の間に飾り、それぞれのコーナーに一番ふさわしい絵を飾り、毎日見ていても新たな美の発見があります。

23日のレセプションには鶴太郎さんもお越しになられ始めて、ご自分の作品をご覧になられ、「僕の絵というより、私の手からもう一人歩きしています、作品が」と仰っておられました。

これからも私は箱根の我が家のこの空間を皆さまと共に楽しんでまいりたいと思います。

「日常の中にこそ美が存在する」・・・と民藝運動の創始者、柳宗悦は説いています。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:41 | | コメント (0) | トラックバック (0)

LA BELLE TABLE&大皿展

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初夏の心地よい季節、今年もまた箱根の我が家で京都「ギャルリー田澤」の展覧会が開催されています。第4回目のこの夏は "LA BELLE TABLE&大皿展"と題し「和蘭陀食卓」をメインに、夏から秋にかけてのエキドチックなテーブルが広がります。

古伊万里の大皿、鉢、オランダ・デルフト、ブリストル、バカラ、ルネ・ラリック、デルボー、クロス等 「ギャルリー田澤」の放つ輝きは特別なものです。
そして、素晴らしいコンセプトのひとつに、"日常に使えるもの"を扱っていることです。ですから、全てのものが綺麗に洗われ、磨かれ、家に帰ってすぐ使えるのです。

「最も大切なことは、普段、日常のなかで、季節感と取り合わせを考慮して、好きなもの、とっておきのものを使うことだと思います。その上で客さまに喜んでいただけるものはなにかと考えるのです」と田澤ご夫妻はおっしゃいます。

"遊び" "発見" "感動" のようなものが感じられる素敵な展覧会です。
8月1日(土)まで開催しております。

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そして、来月の展覧会のお知らせ。
片岡鶴太郎展「こころ色」が開催されます(09年8月22日~30日)

鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふく息づいていて見る者を自然の中にいざなう豊かさと優しさがあります。鶴太郎さんの作品に触れるたび、私は「作品は人なり」と思わずにはいられません。

毎日、見ていたくなる・・・。
暮らしの美を再発見する・・・。
共にこれからの時間を過ごしたくなる・・・。

どうぞ古民家を再生した箱根の我が家で出逢ってください。
詳しくはホームページにアクセスしてください。
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投稿者: Mie Hama 日時: 07:50 | | コメント (1) | トラックバック (0)

Mie's Livingからのお知らせ~正直な作り手の味・第一弾

Mie's Livingで紹介している「正直な作り手の味」の第一弾をようやく皆さまにお届けできることになりました。

記念すべき第一弾は伊豆にある間菜舎(まなしゃ)の高田啓冶さん・葉子さんご夫妻が心をこめて焙煎したコーヒー豆です。高田さんのコーヒーの恵みを、ブラジルから伊豆・松崎町経由で皆さまへお届けします。

私は毎朝の山歩きから帰ると、まず湯を沸かし間菜舎のコーヒーを飲みます。いい香り。このコーヒータイムが、このうえなく贅沢かつ優雅な時間に変わり、私の一日が始まります。

私はこれまでの30年間に渡り、日本全国の農山漁村を訪ね歩く旅を重ねています。それらの旅の中で数多くの生産者とお逢いすることができました。
「こだわり」をもってその味を作っている方々にお逢いすることができることは、私にとってとても幸運なことです。ただ単に味が美味しいだけではなく、作り手の誠実なお人柄、生きる姿勢、世界観や哲学までもがそれらの品々に垣間見ることができます。

それぞれの土地に根ざして生きる人々の「正直」を貫かれた味。その「正直な味」はとても尊く、美しく、そして美味しいと私は感じます。本当の意味での「豊かな食」とは、生産者は自分に正直に、そして安全なものを生産し、消費者がそれを買い支え、お互いに信頼し合うことの上に成り立つのではないでしょうか。

私が今まで出逢った日本全国の「正直な作り手の味」をこれから少しずつ皆さまにご紹介できればと思っています。

高田さんのコーヒー豆はじっくりと焙煎して頂くため、初回は50袋限定とさせて頂きます。詳しくはホームページをご覧下さい。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | トラックバック (0)

箱根ラリック美術館を訪ねる旅

東京からは、例年より早い桜の便りが届きましたが、ここ箱根ではまだ固いつぼみが、春の訪れを待っています。そんな午後、我が家から車で約20分のラリック美術館に出かけました。

私にとって美術館は、心を支えてくれる場所。
20歳からは日本全国のみならず海外にも旅しているのですが、見知らぬ街を訪ねたときにはできる限り、私はその街にある美術館を訪ねるようにしています。アート自体に感動すると同時に、そこに住む人々が大切にしているアートに触れることで、その街をより深く理解できるような気がするのです。

24年前にはNHK「日曜美術館」のキャスターを務め、多くのアートや芸術家の人生にも向き合い、さらにアートは身近なものになりました。そしてすぐれたアートとは、生きる力を与えてくれるものだと確信するようになりました。

実は、私が住む箱根には素敵な美術館がたくさんあります。ポーラ美術館、箱根美術館、彫刻の森美術館、そして私がもっとも頻繁にお訪ねするこのラリック美術館......。

ルネ・ラリックは、アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代を代表する芸術家。1925年のアール・デコ博では、会場のモニュメントとなる高さ15mのガラスの噴水「フランスの水源」を制作しました。また、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの室内装飾にもその才能を発揮しています。

私はラリックのアートが大好きで、箱根の我が家でもラリックのキャンドルスタンドやガラスの大皿、香水瓶、シャンパングラスなど、愛用しています。ガラスの透明な美しさ、写実的で力強いモチーフ、彫刻といっていいほどの造形力......日々の何気ない暮らしを美しく彩ってくれる、私の大切な道具たちです。

ラリック美術館には、さらにすばらしい世界が広がっています。創作活動のドラマチックな全貌がつかめる、圧巻のコレクションです。写真やカタログでは伝わらない本物の魅力と迫力に、私はいつも感激してしまいます。

その上、館内から一歩外に出ると、そこは見事な庭園が広がっています。ラリックの余韻にひたりながら、ラリックの大好きな植物や自然を感じながら、ランチをいただいたり、コーヒーを味わったり。それも、この美術館ならではの楽しみです。

ラリック美術館をはじめとする美術館は、箱根に暮らす私に喜びを与えてくれる大切な場所なのです。そんなラリック美術館など、私の箱根のお気に入りのスポットを、ひとりでも多くの人に味わって、愛していただきたいと、今、プランを練っています。たとえばラリック美術館では、学芸員の案内で芸術品に関する説明をうけ、より深くアートと向き合う......心がきらりと光り、明日へ向かう気持ちをそっと後押ししてくれるような、小さな旅です。

そこで感じる私の喜びや感動をお話しするために、もちろん私も1日、ご一緒させていただきます。もし、ご興味がありましたら、このブログの左上にある「Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方」をクリックしてみてください。

また、これから「Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方」では、私が暮らしの中で考えてきたことなどをじっくり、お話していきたいと思っています。私の日々と活動をつづるこのブログと合わせて、「Mie's Living」もお楽しみいただければ、嬉しいです。

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投稿者: Mie Hama 日時: 18:16 | | トラックバック (0)

Mie's Living 開設のお知らせ

この度、Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方~を開設いたします。

箱根の森の中に家を建て、もう30年になろうとしています。ここでは、日時計がなく年時計があり、春がくるたびにひとまわりするような時計に支配されているような感覚があります。淡い春の訪れが、樹々の色みの変化で知らされます。若葉がチラッと目に付く前に、全山ぼおっと薄赤くなるんです。

箱根の山がふんわりと山法師(やまぼうし)の花でおおわれる初夏、見事な開花は十年に一度とか・・・。この山から子ども達は巣立っていきました。今は小鳥たちのさえずりが、"おはよう、朝ですよ"と起こしてくれます。

思い出がたくさん つまったこの箱根の家。

60代半ばを過ぎると、10年サイクルで物事を考えることは難しいかもしれませんが、箱根で静かに暮らすのが、私の今の幸せの形。それは確かなのですが、ただ静かにしているのを私はまだまだ望んではいないのでしょう。箱根には素晴らしい美術館やアートの世界が広がっておりますし、山の植物も素敵です。そんな私が大好きな箱根を一人でも多くの皆様に満喫していただこうと、4月より新しいプロジェクトを始動したいと思います。

日々の暮らしのなかで、ほんのちょっとの時間"自分へのごほうび"のためのステージを計画しております。まず最初は、箱根を訪れる旅から開始いたしますが、今後は30年前に建てたこの箱根の家を拠点に皆様の暮らしをほんのちょっぴり上質なものへの変化させるお手伝いができる企画をたてていきたいと思います。

年代を問わず私、浜美枝とご一緒いたしませんか。
"やまぼうし"は私の大好きな花です。
たちまち流れた30年の歳月。
私も"やまぼうし"のように、咲きたいものです、みなさまとご一緒に・・・。

アクセスお待ち致しております。
Mie's Living ~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方
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投稿者: Mie Hama 日時: 09:11 | | コメント (3) | トラックバック (0)

"福本潮子 しつらえの布 展"

"福本潮子 しつらえの布 展"

を我が家の箱根で7月21日から30日まで開催いたしております。
恒例となった、京都 "ギャルリー田澤"の主催です。

今回の展覧会に寄せて、福本潮子先生は「私は民藝を新しい感覚でとらえて、現代生活の中で生かしたいと考える。日本の風土から生まれた伝統的な感覚を、コンテンポラリに展開したい」と仰っておられます。

"ギャルリー田澤"の西洋骨董と布、そして我が家、三者のコラボレーションは胸の高ぶりを抑えられないほど魅力的です。「民藝」はたえず進化しつづけております。
 
私の憧れの京都は祇園祭も終わった夏の夕暮れとき。風もはたと止んで、明るくもなく暗くもなく、倦んだような空気があたりを埋め尽くす時間があります。空気や木の葉、人影、川の流れすらも、そこに佇んでいるような・・・だれも動かない午後。

京都に住む人は水やりの加減と時間についても、一家言持つ人が多いのです。

へたな時間に水を、それも不細工に撒いてはいけないのです。その辺りの息づかいをみだすと、たぶん、江戸でいう「野暮」というような、無言の非難がどこからともなく押し寄せるのでしょう。

余所者の私達が地団駄ふんでも追い付けない領域・・京都。それが今回の展覧会です。

今回の展覧会は潮子先生の布への想いと、田澤ご夫妻の何層にも重なった「美」への感性は息をのむほどです。

「美」を価値とするところには平和があることを、芸術家はそれを使命としているにちがいありません。

愛は美を呼び、美は愛を生む・・・そんな展覧会です。

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投稿者: Mie Hama 日時: 11:14 | | トラックバック (0)

ギャルリー田澤の展覧会

京都のギャルリー田澤の展覧会を昨年に続き今年も我が家を舞台に開催いたしました。

本日が最終日。
今年は「藤井勘圿絵画展」と「洋燈と卓上の美」
藤井先生の絵を中心に、オイルランプ(舶来・国産)の灯りが室内を優しく包みこんでくれます。

テーブルには、ラリック、シュナイダー、バカラのランプ。
花器、グラス、デキャンタ、等々。卓上の美を演出して頂きました。

田澤夫妻の厳しい審美眼で選び抜かれた素晴らしいものばかり。
私は毎日は在宅出来ませんでしたが、夜帰宅すると会場行き、静かに鑑賞させていただきました。
古民家の柱や梁を生かして建てた我が家とのコラボレーションは本当に楽しみです。

私は藤井さんの作品に出会った瞬間、新しい日本画だと確信しました。
泊や墨、水彩、鉛筆、岩絵の具など多彩な画材と技法を使い繊細にして華麗、古きものへの憧憬も感じさせる作品の世界。

我が家の広間に藤井さんの「蓮」の絵を求めたのはその力に魅惑されたからに他なりません。

この10日間はまさに至福の刻でした。

風の匂い、そして今このときの光に照らされた空間の中で多くのお客様との出逢いをいただきました。

我が家も喜んでいるかのようです。

紫陽花の満開の箱根にて

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投稿者: Mie Hama 日時: 20:48 | | トラックバック (0)

LA BELLE TABLE & RENE LALIQUE

京都のギャルリー田澤の「美しいテーブルとルネ・ラリック」をテーマとした展覧会を、我が家を舞台に開催しています(7月22日~30日AM11:00~PM6:00)。

 ギャルリー田澤は、私にとって特別なお店です。器類とガラス、ランプ、照明器具や、和・洋のラリック、バカラ、古伊万里、印判、江戸硝子、切子など、実に様々なものを扱っていらっしゃるのですが、そのひとつひとつが、田澤夫妻の厳しい審美眼で選びぬかれた素晴らしいものばかり。しかもすべてが、家に帰ってすぐ使える状態に磨き抜かれています。
骨董は陶器類だけにしようと、私は長い間、自分を縛っていたのですが、ギャルリー田澤で、光り輝くグラス類や照明器具を見たとたん、そんな決意はあっという間に、どこかに消えてしまいました。
 それから約20年がたちました。今や、京都は、私にとって、大好きなギャルリー田澤のある街となり、ご夫妻とはお店にうかがってお話を伺うだけでなく、公私にわたって親しくお付き合いをさせていただいています。そして、このたび、我が家で田澤ご夫妻の展覧会を開くという運びになりました。
 ルネ・ラリックを中心に、バカラ、ブリストル、ガレ、デルフト、古伊万里などを組み合わせた、田澤ご夫妻の見事なテーブル・セッティングと、古民家の柱や梁を生かして建てた我が家とのコラボレーションといっていいかもしれません
 田澤さんのテーブル・セッティングは、一瞬の出会い、一瞬の時間に、すべてを凝縮して人をもてなそうとする一期一会の粋の世界。そして、テーブル・セッティングと、グラスにかすかに映る山の緑、テーブルの上にふわりと漂う風の匂い、そして今このときの光に照らされた空間との出会いもまた、一期一会といえるのではないかと感じます。
多くのお客様をお迎えして、我が家もほっこり喜んでいるかのようです。

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投稿者: Mie Hama 日時: 21:55 | | トラックバック (0)