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小春日和

日ごと寒さも深まりつつある時期ですが、そんななか暖かく穏やかな日の訪れは幸せをもたらしてくれます。ある日、友人からこんなメールをいただきました。(ご本人の承諾を頂き載せさせたいただきますね。) 

草木国土 悉皆成仏・・・・・。

たましいのある者だけでなく
草や木のようにたましいがないものにも
仏性があり、成仏できる、ということだそうです。

自然をいつくしみ
自然に自分を投影して、観照するという
日本人の性のようなもの
その辺りからきているのかもしれません。

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秋が深まって黄葉や紅葉が天を舞い、早朝庭に出て肩に葉が落ちてくれる姿には幸せを感じます。

まもなく小雪が舞う季節をむかえる箱根の自然。この自然の中で暮して40年が過ぎようとしています。この自然の中での子育てに感動もありました。通常の感性で自然を切りとることが、子どもは得意なんですね。

『寒い朝 ステンところんだ 痛い朝』

小学生だった長女がつぶやいた言葉。五、七、五・・・  

霜柱が立つ朝は、彼女にとって痛い朝なんだなぁ、へえーと関心しながら子どもの素直な情感に感動したことを思い出します。

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本格的な冬を迎える前のこの穏やかな"小春日和"箱根はとても美しい季節です。

『箱根やまぼうし』で明日から素敵な展覧会が始まります。
ぜひ紅葉を愛でながらの散策にお越しくださいませ。
詳しくはHPで。
http://www.mies-living.jp/events/2016/exhibit201611.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

『日本の工芸 その伝統と未来』展

美しい紅葉で彩られた箱根の山、これから本格的な紅葉がはじまります。

「秋山明浄にして装うが如く」と申しますが、四季折々の自然に抱かれた暮らしは、現在の私の人生を"実りの秋・収穫の秋"と実感させられます。

そんな晩秋にふさわしい展覧会を『箱根やまぼうし』で開催いたします。露木清高さんと伊東建一さんのお二方による「日本の工芸その伝統と未来」と名うっての素晴らしいコラボレーションです。

地元・箱根の寄木細工の清高さんと京都・御所人形の建一さんのお二人。寄木細工は江戸の末期、箱根で生まれた伝統工芸です。清高さんは4代目。伝統を踏まえつつも現代の暮らしにもスムーズに使えるモダンさを兼ね備えた作品は海外でも高く評価されています。使えば使うほどにその良さが心を豊かにしてくれます。

建一さんは300年続く「有職御所人形司 伊東久重家」のご長男。京都に生まれ、父・久重氏のもとで本格的に御所人形師の道に入られました。こうして若い工芸作家の世界お迎えし、我が家の木々は喜んでいます。

「今という時代」にふさわしい作品の数々をぜひ紅葉の美しい箱根でご覧ください。初日はお二人と私のギャラリートークも開催いたします。

詳しくは箱根やまぼうしのHPをご覧ください。
お越しをお待ち申し上げております。

箱根やまぼうし 公式ホームページ
http://www.mies-living.jp/events/2016/exhibit201611.html

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

甘酒茶屋

箱根の森の中に家を建てて、もう40年になろうとしています。

ここでの暮らしは日時計がなくて、年時計があって、春がくるたびにひとまわりするような大きな時計に支配されているような感覚があります。淡い春の訪れが、樹々の色味の変化でしらされます。若葉がチラッと目につく前に、全山ぼおっとうす赤くなるんです。

芽吹く前の一瞬のはじらいを見せるかのような、こんな季節のひとときが好きです。毎朝、台所から見える富士山も、その姿を刻一刻変化させます。この季節を迎えると身体が、足が自然に動きはじめます。

箱根の旧街道沿いにある、石畳の細道を登っていくと一軒の杉皮葺きの建物が見えてきます。『箱根甘酒茶屋』です。

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店主である12代目の父達雄さんとともに息子さんの聡さん親子やご家族の方々が旅人を暖かく迎えてくださいます。400年という気の遠くなるような年月、店を守ることは並大抵のことではなかったでしょう。

「今から400年程前の江戸初期に箱根の関所を行き来する旅人のために、先祖が甘酒茶屋をはじめたと聞いています。当時は軒を連ねていたのでしょうが、今ではうちの店が箱根峠唯一の茶屋となりました」と聡さんは語られます。

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茶屋で供されるのは、麹の発酵によって生まれる自然の甘みだけで仕上げた伝統の甘酒と、臼と杵でつきあげた「黄な粉」と「いそべ」の力餅。そして、自家製の味噌おでんや、ところてんなど真っ正直なメニューに限られています。

店内には囲炉裏が切られており、そこでゆっくり足を延ばす、街道ウオッカーや箱根散策の観光客で早朝から賑わいます。

伺うとこの400年前の建物を維持しておられるのかと思ったら、つい7年前に建て替えられたとのこと。全てをその当時のように復元しているのです。私は「古民家再生」がどれほど大変なことかを知っておりますので息子さんの聡さんに「これは新築を建てるより大変でしたね」と申し上げました。土間をつき、囲炉裏を切り、古いタイルで流し台を作り、まるでずうっと前からの茶屋のようです。本当に貴重な文化遺産といってもいいかもしれません。心がぽっと温かくなる甘酒茶屋。
 
営業時間は日の出から入りまで。連日、朝3時から仕込みを開始し、冬でも7時には店を開けます。小田原から旧街道を登り、寄木細工で知られる畑宿の近くです。春の訪れを感じながらぜひ箱根お遊びにおいでになりませんか。


ちなみにわが家『箱根やまぼうし』では4月に3年ぶりに京都のニットアーティスト・石井麻子さんの展覧会を開催致します。

ひとつひとつ丁寧に編まれた石井先生のサマーニット達が春の箱根にやってきます。大人の女性が身につけるにぴったりなラブリーなものばかり。初日には石井さんとのギャラリートークも開催致します。

ぜひ箱根まで足をお運びください。
詳細は公式ホームページをごらんください。
http://www.mies-living.jp/events/2016/knitart0402.html

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

箱根のクリスマス

昨日3日、少し早い「箱根のクリスマス」で主婦の友の雑誌「ゆうゆう」の読者の方々が、我が家「箱根やまぼうし」にお越しくださいました。全国からのお客さま40名です。

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時には1泊の豪華客船で。そして我が家のクリスマスは、もう何年にもなります。ゆうゆうのオリジナルツアー、1泊2日の旅です。

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このツアーでは、皆さまにまずは私のお気に入りのケーキとコーヒーを召し上がっていただき、翌日に訪れる予定のラリック美術館から学芸主任の橋本さんにお越しいただき、我が家で事前に特別レクチャーをしていただきました。そうすることで作品をより深く理解できます。ラリック美術館10周年を記念する素敵な「ミュシャとラリック展」です。

夜は芦ノ湖湖畔のクラッシックホテル「山のホテル」での美味しいディナー。私もシャンパンで乾杯のご挨拶し、皆さんと楽しいひとときをご一緒させていただきました。

お一人での参加の方もいらっしゃいます。女性は泊まりでの旅はなかなか大変です。でも、1年間頑張ったご自分への"ご褒美"。私も心をこめてお花を活け、飾りつけをいたしました。

皆さんとても素敵な笑顔・笑顔・・・。

女性が育児と仕事と、普通の結婚生活を平和に支えていくのは正直いって並大抵のことではありません。専業主婦でも同じです。そんな時代を経て、少しはご自分の時間がもてるようになった今。それが"ゆうゆう"世代です。

いつも思うのですが心から"ご苦労さま"と、抱きしめて差し上げたい気持ちになります。素敵な時間をご一緒させていただきありがとうございました。そして、今回は参加できなかった読者の皆さま、いつかご一緒したいですね。

1年間ご苦労さまでした。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「箱根やまぼうし」からのお知らせ

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アメリカ出身の作家、リチャード・フレイビンさんの展覧会です。

約40年前に日本を訪れた際に日本の美術と文化の美しさに魅了され、1972年から74年まで東京芸術大学にて木版画を学びます。その過程で和紙に出逢います。和紙の伝統をふまえながら、その繊細さを大切にしながらもリチャードさんの和紙の世界が展開していきます。

時には大胆に、まったく想像を超えた和紙。埼玉県越生の工房では、仲間とともに材料の楮から育てます。寒い2月の朝、楮畑に仲間達と集まり楮を刈り取り、たばめ、蒸します。皮むきが終わると、冷たい川に長くゆったりと浮かぶ楮。

そんな工程を経て生まれたリチャードさんの和紙は照明であったり、襖であったり、ファッションであったり、建具であったりと変幻自在です。いにしえの和であり、現代のモダンなテイストであったり・・・美は国境を越え暮らしに彩りを与えてくれます。

紙衣(KAMIKO)とよばれるシャツや帯、バックなど、カキシブなのでしょうか、素晴らしい風合いの色です。

初日の21日には リチャードさんに私がお話を伺う「ギャラリートーク」もございます。
時間は13:30~
定員20名(予約優先)
参加費は無料

晩秋の紅葉の美しい箱根にお越しくださいませ。
お待ち申し上げております。

ギャラリートークへのお申込み、展覧会の詳細は
http://www.mies-living.jp/events/2015/lureofwashi.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「箱根やまぼうし」からのお知らせ

箱根の芦ノ湖のそばに居を定めてから37年の月日が経ちました。

12軒分の古民家を再生し、子育てが終わってからは、アートスペースとして皆さまの憩いの場として、多くのアーティストの方々とのコラボで、展覧会やコンサート、ワークショップなどを開催いたしております。

今月に開催する2つの催事のご案内です。

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10月17日開催 『静かな森のまあるい音楽会』

ピアノとギターが奏でる優しい音色が空間に広がるとき、梁や柱も喜んでくれているような気がいたします。

ウフのお二人のコンサートは過去にも数回開催していただいておりますが、クラシカルな曲から映画音楽、それにラテン音楽とジャンルを問わず素晴らしい楽曲の数々をお楽しみいただけます。

ウフはフランス語で「卵」を意味するそうです。
「この卵から何が生まれてくるんだろう?」というワクワク感と同様に皆さんの心を動かす素敵な音楽の「卵」をお贈りしたいとウフのお二人はおっしゃいます。

http://www.mies-living.jp/events/2015/oeuf1017.html


そして24日からは毎年恒例となった箱根寄木細工の展覧会です。

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『露木清高 箱根寄木細工の伝統と未来 ~世界の寄木とともに~』

清高さんの寄木との出会いは箱根ラリック美術館でした。ラリックがかつて箱根で生まれた寄木細工を見たであろうことを感じる作品とのコラボで、私が知っていた今までの寄木細工の印象とはかなり違う作品でした。代々の伝統を踏襲しつつ、現代の暮らしにマッチした作品に魅せられてしまい、それから我が家の「やまぼうし」で展覧会を行っていただいております。

そして、今回はNefer Galleryの金田理恵さんが世界中から集められた寄木細工や象嵌細工なども展示してくださり、箱根の寄木のルーツを知ることの出来る展覧会です。


10月24日(土)は露木清高さんと私のギャラリートークがございます。
日頃なかなか作家さんから直接お話を伺うことはないと思いますので、この機会にぜひご来場ください。

また期中はカフェをオープンいたします。行楽の秋のたけなわ、美しい紅葉で彩られる秋の山にお越しになってください。澄んだ秋空が皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

http://www.mies-living.jp/events/2015/yosegi.html


土と生き、風に身をさらし、大気にふるえ、太陽のぬくもりをたっぷりと含んだ木の家で、ときの匂いを感じてください。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

オーガニックバンブー リラクシングウェアー展

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先日、大涌谷の噴火警戒レベルが引き上げれ多くの方からご心配の声をちょうだいしましたが、我が家は規制エリアから離れておりいつも通りの生活を行っております。箱根は火山の恵みとともに歩んできた土地、今回はその火山が持つ怖さも体感しておりますが、正確な情報をもとに事態を見守りたいと思います。

規制区域からの距離、公共交通機関の運行状況、そして道路もほぼ全面開通していることを考え、箱根やまぼうしでのイベントは通常通り開催させていただきます。規制エリアなどの詳しい情報は箱根町のページをご覧下さい。
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/hakone_j/ka/kankou/page000051.html


『Zhai(ザイ) オーガニックバンブー リラクシングウェア展』

2015年7月11日(土)~17日(金)まで
11:00-17:00
最終日 16:30迄
7月15日(水)休館

箱根はふんわりとやまぼうしの花でおおわれ初夏の美しい季節を迎えます。
まるで山全体が白い帽子をかぶったようです。
こうした心地よい季節は肌に優しく自然素材が一番ですね。

今回ご紹介するZhai(ザイ)は、2009年に設立されたシンガポール発のファッションブランドです。デザイナーのダニエルさんはカナダ出身で3児の母。

まるでシルクのように柔らかく優しい手触りで、天然の抗菌作用もある竹繊維で作られた生地。100%オーガニックの竹繊維、製品に化学染料はもちろん一切使用されていません。

また、同時にアルパカの天然素材を使ったお洋服のブランド「ソルイルナ」さんもご紹介させていただきます。

ソルイルナとは太陽と月を表すスペイン語。月の光のように優しくエレガントに、降り注ぐ太陽のように温かく包み込む、という願いが込められているそうです。

箱根の森の涼しさを味わいながら、天然素材のお洋服を手にとって触って味わってください。きっと手づくりの暖かみのある商品は幸せをはこんでくれるはずです。

詳しくは「やまぼうし」HPをご覧ください。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

箱根三三落語会

先日14日に箱根やまぼうしで「箱根三三落語会」を開催いたしました。
春と秋に定期的に師匠をお迎えし、今回で5年目・第9回です。

柳家三三さんは小田原のご出身。
柳家小三治師匠の弟子で若手落語会をリードしているおひとりです。

庭の木々の緑が美しく風にそよぐお昼どきの落語。
演目は「親子酒」と「高砂や」でした。

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落語家はしゃべりとしぐさだけで、舞台の上のドラマ世界を作りあげるのですが、我が家の場合は大広間の空間でのお噺。ホールや寄席とは一味違う世界が拡がります。その人物像の息遣いが身近に感じより近くに感じられます。

お客さまは30名。皆さん高座が進むうちに、どんどんのめり込んでいき、目で耳で一心にその世界を堪能してくださいました。

人生のすべてがあるといわれる落語の笑いの中には、人間に対する優しさのようなものがあります。だからこそ、大人が心から笑えるのですね。

箱根やまぼうしでは展覧会だけではなく、コンサートや落語会など大人が楽しめて、寛げる空間をこれからもご提供してまいりたいと思います。

落語終了後は三三師匠を囲んで、地元で採れた野菜や肉、魚などたっぷりのカジュアルフレンチをいただきました。(平塚のレストラン、メゾン・ド・アッシュエムの料理)

幸せな一日でした。
次回は12月頃に開催予定です。
「やまぼうしHP」にてご案内いたします。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

奏泉寺由子~キルトの世界展

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奏泉寺由子~キルトの世界展
新緑の箱根で触れる竹染めの美

念願の奏泉寺由子さんのキルト展を「箱根やまぼうし」で開催することになりました。

5月24日(日)~31日(日)
最終日16:30迄 
27日(水)休館


私の憧れのキルト・・・。

世界的に活躍しているキルト作家・奏泉寺由子(じんぜんじ よしこ)さんを知ったのは婦人雑誌でのグラビアでした。バリ島の工房で青竹から染めた真っ白な布に魅了されました。ひとくちに"白"といっても、竹染めの白には日本では見たことのない深い重なり合いの白で、いつかバリ島の工房をお訪ねしたいと思っておりました。

残念ながらバリの工房は2013年にクローズされ、現在は京都・比叡山の麓で「キッチンハウス・ジンゼンジ」で後進の指導にあたりながらも「食」を追求するギャラリーのオーナーでもあります。

海外でも多くの個展を開き、素晴らしい活動を続けてこられた奏泉寺さん。京都と自然に囲まれたバリを行き来し、バリの工房では自分で糸を染め、布を織り、作品に仕上げる。

インドネシアの島々には、古来から多様な染料植物があるそうです。そして、淡い茶に染まった絹地を幾度も洗い、太陽にかざすと輝くような白が現われるのだそうです。

そんな素敵な作品が「やまぼうし」の会場いっぱいに拡がります。そして、手づくりの温もりを感じる作品の数々。ぜひお越しをお待ちしております。

作家在廊日は5月24日と25日です。

オープニング・レセプション(24日)
奏泉寺由子×浜美枝 ギャラリートーク
土楽・福森道歩さのお料理を楽しむランチ
田嶋陽子さんのシャンソン・ミニコンサート    

申し訳ございませんが"満員御礼"となってしまいました。

若葉の美しい季節、のんびり我が家"やまぼうし"へのお越しをお待ちいたしております。

展覧会の詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.mies-living.jp/events/2015/jinzenji.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (2) | トラックバック (0)

お散歩付きヨガとインドスパイスランチ in 箱根

箱根の仲秋から晩秋へとかけての季節はもっとも美しい私の好きな季節です。そろそろ朝夕は、吐く息も白くなります。紅葉の最盛期は11月上旬。箱根は全山紅く染まります。上からだんだん染まって山を下り、下の湯本付近に下りた頃、上では落葉が始まります。

先日富士は初冠雪でそれはそれは美しかったです。一年中で山歩きに最も快適な季節です。散策をしながら、自然の豊かさを体ごと感じ、マイナスイオンをたっぷり吸い込みながらのヨガ、そして体にやさしいインドのスパイスランチでこれからやってくる冬に向けて体のメンテナンスをしましょう!という企画が「箱根やまぼうし・森から海へ」主催で行なわれました。

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私も参加しました。まず皆さん元箱根で集合。ヨガの先生のご案内で樹齢400年を超える神秘的な杉並木を歩きます。旅人を守ってくれた杉並木。夏には暑さをさけ冬には寒風を防ぎ、旅人には休息の場として、今では四・五メートルもある巨木。かつては東海道沿いにもっと長く続いていましたが、いまでは芦ノ湖湖畔に残るものだけになってしまいました。足元にはまだアジサイが可憐に咲いています。老化が目立ち始めた杉並木、大切に守らなければ・・・と思いました。我が家の子供たちは、この杉並木を毎日学校に歩いて通っていました。35年近く前のことです。

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そこから二百階段を上り恩賜箱根公園へと向かいます。芦ノ湖に突き出た半島が恩賜箱根公園です。半島全体が一つの小山のようになっていて、私の朝の山歩きのスポットでもあります。頂上からは芦ノ湖の水面、緑の外輪。そしてお天気がよければ富士山が絵のように眺められます。その頂上でヨガマットを敷いて約40分のレッスン。森公子先生の静かで心地よい指導のもと体を伸ばし、深い呼吸をします。秋の太陽が体を温めてくれます。無理のないヨガ。心身がリラックスし気持ちの良いこと。お仲間の顔も幸せそうです。園内の林にはウグイス、ホオジロ、シジュウカラ、コガラなど、夏にはキビタキ、クロツムギ、ホトトギスなど、冬にはオシドリ、マガモ、、コガモなどの渡り鳥がやってきます。ハコネバラ(サンショウバラ)、ツツジなど手入れの行き届いた公園は私のオアシス。

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ヨガを終え公園を後にし我が家「やまぼうし」へと20分ほど歩きます。到着すると家中にスパイスのいい香り。秋から冬にかけてはアグニ(消化力)が強くなり食欲が増えやすい時期、とスパイス講座講師のミシュラ・京子先生はおっしゃいます。繊維質を摂り消化を助けるスパイス、冷えから守り体を温かくしてくれる根野菜野菜やスパイスを活用して上手にバランスをとりましょうね!と教えてくださいます。京子先生は東京生まれ。様々な国へのひとり旅を経てインド人とご結婚。インド・ボンベイへ渡り毎日がカルチャーショックな生活だったといいます。現在は生活の場を日本に移しておられます。前の日から泊まりがけでの下ごしらえ。デモンストレーションとスパイス講座。フレッシュなスパイスって香りがぜんぜん違うのですね。医食同源ではないですが、理にかなった食べものです。
      

~ランチメニュ~
・サフランライス(サフランとナッツで見た目もあたたか)
【香りのスパイスはクミンシード】

・里芋のドライカレー
【香りのスパイスはクミンシード・アジワインシード、ターメリック、チリ、コリアンダー ガラムマサラ】

・レンコンのコフタカレー~すりおろしたレンコンにベースン(ひよこ豆)、ガラムマサラ、コリアンダーが絶妙な味。

・大根のカチュンバ~マスタードシードとグリーンチリ(ししとう)、チリパウダー

・最後はインド式のチャイ~カルダモン、シナモンパウダー、ジンジャー、たっぷりの牛乳(豆乳でも)

昔、インド通いをしていたころ、列車で旅をしていると列車が構内に入ると「チャイ・チャイ!」と子どもが素焼の器に作りたての熱いチャイを売りに来てくれ、そのチャイの美味しかったこと。旅の疲れがいっぺんに飛んでしまいます。懐かしい思い出です。

野菜だけのインドカレー。美味しい!美味しい!と 皆さんおかわり。私も2回もおかわりしてしまいました。箱根の豊かな自然の中で仲間と語り合い・ヨガをして、体にやさしいカレーをいただき幸せな一日でした。来年も季節ごとにこんな会を企画たててのんびりしたいです。その時にはご参加ください。

~心も身体ものんびりリラックスな一日~でした。

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露木清高展『箱根寄木細工の伝統と未来』

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皆さまは箱根寄木細工、というとどのようなイメージをおもちになられますか?

「お土産屋さんで見かける箱や手鏡」などでしょうか。
たしかに素晴らしい箱もございます。

露木木工所・3代目の清勝さんのつくられる箱もの、また清勝さんのお爺さまの清吉さんの「市松寄木伸縮式文机」の素晴らしさは思わずため息が出てしまうほほどのものです。

平安の昔、都から木地師たちは小田原を木地引きの里と定め仕事をはじめたそうです。それだけ箱根・小田原地域の自然が豊かだったということですね。

常に伝統を踏まえながらもその時代に合った新しいモノ作りへの精神は、四代目の清高さんにしっかりと受け継がれています。

私は驚きました。
以前ラリック美術館で清高さんの作品とルネ・ラリックのコラボレーションがありました。その作品を拝見したときに『ラリックは箱根寄木細工を見ていたのに違いない!』と思うほど影響を受けていました。

今回の清高さんの作品はさらに進化しています。
「伝統と未来」を感じ、日常の暮らしの中に取り入れていただきたいと思います。紅葉の深まる箱根の森にぜひご覧においでください。帯留とかんざし、テーブル、トレイなどきっと暮らしを豊かにしてくれるはずです。

お越しをお待ち申し上げております。

http://www.mies-living.jp/events/2014/yosegi.html

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鍋島段通展

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300年の歴史を誇る鍋島段通。

かつて江戸時代は鍋島藩の御用品として徳川将軍家にも献上されていた日本の伝統工芸の段通。

9月27日(土)~10月3日(金)まで我が家の「箱根やまぼうし」で展覧会を開催いたします。

囲炉裏の間、玄関、座敷に鍋島段通が敷かれると、その織の確かな技術とともに、手ざわりのよさ、温もり、毛足の長い柔らかな風合い、その図案の素晴らしさに魅了させられます。

伝統のもつ豊かさを実感し、どんな思いで織られているのかしら・・・と想像します。

日常の暮らしに優しさや華やぎ、そして日本の美を感じさせてくれます。

秋の夜長、こんな素晴らしい段通に座り、静かに響く虫の音を聞きながら一献!なんて素敵でしょうね。

9月27日には鍋島段通の創り手・吉島伸一さんとのギャラリートークもございます。作品に込めた思いをたっぷりと聞かせていただきます。

ぜひお越しくださいませ。
お待ち申し上げております。

http://www.mies-living.jp/events/2014/dantsu.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

美食仲間のための美しいテーブル

箱根やまぼうしにて京都のギャルリー田澤とのコラボ展が9月6日から14日まで開催されます。

今は亡き田澤長生さんの審美眼にどれ程私は学んだことでしょうか。
お店に足を運びお話をうかがうだけでなく、展覧会をご一緒したり、ご夫妻とお食事をともにしたりしてまいりました。

これだけの審美眼を育ててきた人は、いったいどんなことに興味を持たれ、どんな風にものをごらんになっていらっしゃるのかしら。そうした好奇心ももちろんあります。

でも、なんといってもお二人は話し上手で仲睦まじく、温かなお人柄でほんとうに素敵なのです。"一期一会"という言葉を実践するかのように、その一瞬の出会い、一瞬の時間に、すべてを凝縮して人をもてなしてくださいます。その組み合わせの素晴らしいこと。器、ガラス、花器、花、布、料理、ワインまですべてが、田澤ワールドです。

「もっとも大切なことは、普段、日常のなかで、季節感ととりあわせを考慮して、好きなもの、とっておきのものを使うことだと思います。その上で、お客さまに喜んでいただけるなにかを考えるんです。それが楽しいですわ」と。

ギャルリーの奥のガラス戸から光が差し込み、アンティークのラリックやバカラが思い思いにささやきはじめる黄昏。一幅の絵画、あるいは音楽のような素敵なセッティングを前に、私は何度ため息をもらしたことでしょう。シャンパンをご一緒しながら、そのたびに至福の時間をすごさせていただきました。

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田澤さんの美意識は、優しくあたたかく、大胆で同時に繊細で、常に心にしみわたるようなもてなしの粋を感じさせえくれます。

私のテーブルセッティングは、田澤ご夫妻と出会ってから、すこし変化したように思います。それまでは、整った美しさや、しっとりした組みあわせを心がけていたのですが、"遊び" "発見" "感動" のようなものが感じられる組みあわせにしたいと思うようになりました。お客さまにそれを楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。

今回の展覧会では「美食仲間のための美しいテーブル」がテーマです。
和魂洋彩を唱える美の名プロデューサー田澤さん。
秋草の花が咲き乱れる会場にぜひお越しくださいませ。
お待ち申し上げております。

展覧会の詳細は公式HPをご覧下さい。
http://www.mies-living.jp/events/2014/gallerytazawa.html

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御所人形の世界

箱根に今年もまた御所人形が京都からきてくださいます。

御所人形は鑑賞用の人形として江戸時代中期に大成され、宮中の慶事や出産、あるいは結婚など、さまざまな祝事の際に飾られてきた由緒ある人形です。木地の肌へじかに顔料で文様をほどこした彩絵の筥や台は、奈良時代に作られたものが現在でも正倉院に伝えられていますが、この伝統はその後宮中に伝わり、現在にいたっております。


有識御人形司・十二世伊東久重氏。伊東家では初代庄五郎のころより、代々「木彫法」により制作を続けています。御所人形の特徴である白い肌の光沢は桐の木地に胡粉(牡蠣の貝殻の内側の部分をすりつぶしたもの)を50回ほども塗り重ね、磨くことによってあの美しさが生まれでるのですね。気の遠くなるような作業です。現在、伝統技法を守る人形師はきわめてすくなくなっていますが、伊東家では100年、あるいは200年たっても「修復できる」ことを守りぬいています。

その伝統は、お父様、十二世 伊東久重先生からご子息の建一さんにしっかり受け継がれています。

ご子息の伊東建一さん作のお雛さまを今年は部屋に飾りました。優しさに満ち溢れた姿、そして透き通るような白い肌。人形のもつ品格と技、愛らしさ。今回の展覧会では御所人形の原点ともいえる子どもの遊び姿も拝見できるとか。初日の5月24日は建一さんと私のギャラリートークもいたします。「お人形に込める思い」などを伺おうとおもいます。作家から直接お話を伺い、作品を拝見すると愛おしさがまた深くなります。

皇后美智子さまもこの御所人形を愛でていらっしゃるのでしょうね。
樹々の葉も優しく風にそよぎ、箱根の美しい季節。
ぜひお越しをお待ち申し上げております。

伊東建一~御所人形の世界

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「Rana Chalabi展 OUDの奏~楽隊とともに」

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箱根の森の中に家を建てて、もう40年になろうとしています。
ここでは日時計がなくて、年時計があって、春が来るたびにひとまわりするような大きな時計に支配されているような感覚があります。

淡い春の訪れが、樹々の色みの変化で知らされます。
若葉がチラッと目につく前に、全山ぼおっとうす赤くなるんです。
芽吹く前に一瞬の恥じらいを見せるかのような、こんな季節のひとときが好きです。

箱根やまぼうしでの展覧会やコンサート、落語会などたくさんの方々がお越しくださいます。そして、四季おりおりの季節を楽しんでくださいます。

春の「Rana Chalabi展 OUDの奏~楽隊とともに」のお知らせです。

皆さまは中東を代表する楽器・ウード(OUD)ってご存知ですか。
リュートや琵琶の祖先とも言われアラブ音楽にはかかせないウード。
その音色を一度聴くと、その旋律に魅了させられます。

そのウードに合わせて踊る美しい女性の壁画もあるそうです。
エジプトではこのウードのヒエログリフ(神聖文字)を「美しい」=「NEFER(ネフェル)」と呼んだとか。

今回の展覧会はシリア系レバノン人のRanaさんの作品で、静寂の中にも躍動感が溢れています。白黒で表現されている絵には、なにか・・・日本の「禅」の世界を想像いたします。彼女の「平和への祈り」がメッセージとして伝わってきます。

会期初日にはRanaさんをレバノンからお迎えいたします。

そして初日4月19日(土)は日本では数少ないウード奏者、常味裕司さんのスペシャル・コンサートをお楽しみいただけます。

常味さんはチュニジアに渡りアラブ世界を代表するウード奏者のアリ・スリティ氏に師事し世界中で演奏活動をなさっています。

箱根の森の中、春の訪れを絵画と音楽でご一緒しませんか。

同時開催としてエジプトの大地の色で染められた綿織物のテーブルクロスや
クッション等も展示いたします。

詳しくはホームページをご覧ください。
初日は私もご一緒させていただきます。
お越しをお待ち申し上げております。

http://www.mies-living.jp/events/2014/0419rana.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (1)

エジプト・ハラニア村のタペストリー展

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一本の樹の下にかわいらしい動物たちが集います。
一本の樹の下に笑顔が集います。

その風景は素朴で優しく、色鮮やかです。
職人さんたちが心を込めて織ってくださいます。
自然の染料だけがだせる色合い。

いつかエジプトに行き、その職人さんをお訪ねしたいと思い続けてきました。今年の秋にはエジプト行きを計画していたのですが、今の情勢ではそれも適わなくなりました。

ハラニア村はカイロ近郊・ギザからサッカラに向かう途中にある村だそうです。タペストリーからはのどかな田舎の風景が見えます。木々に小鳥たちが遊び、村の人々は花に囲まれ穏やかな暮らしがそこにはあります。

今回のテーマは「FLOWER」
Nefer Galleryの金田理恵さんが2年前から準備してくださいました。
素晴らしいタペストリーの数々を皆さまにぜひご覧いただきたいと思います。

そして、こんな素晴らしい作品を生み出す村の人たちに早く穏やかな暮らしが戻ってきますように・・・と祈らずにはいられません。

12月8日(日)は日本では数少ないウード奏者の常味裕司さんのコンサートと金田さんと私のギャラリートークもございます。

ぜひお越しをお待ち申し上げております。
詳しくは「やまぼうし」のHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/nefer.html











投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | トラックバック (0)

『箱根三三落語』へのお誘い

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皆さまも夢中になれる趣味をお持ちだと思います。

私はここ10年近く、落語に夢中です。
落語家はしゃべりとしぐさだけで、舞台の上にドラマ世界を作り上げるのですが、登場人物の持つ空気感というものがじんわり伝わってきます。

その人物像、時代背景、場所の雰囲気、人々の息遣いまで感じ取れるのです。

普段はパソコンとにらめっこをして、また当日券を求めて窓口に並ぶこともあります。何がこれほど私を夢中にさせてくれるのでしょうか。

落語の八つぁん、熊さんの世界は今の時代にも通じます。
人々の暮らしのさんざめきや、あちこちのおかずが入り混じったような夕方の匂いなど、長屋暮らしだった私の子供時代を思い出させてくれます。

人生のすべてがあるともいわれる落語の笑いの中には、人間に対する優しさのようなものがあります。だからこそ、大人が心からわらえるのではないでしょうか。

そんな落語を我が家で聴きたい・・・見たい。
それがきっかけで 「箱根三三落語会」が生まれました。

古民家で落語。
おかげさまで第6回を迎えることができました。
三三師匠の落語には、柳家小三治師匠の伝統を踏まえたうえで、なんとも表現の仕様のない洒脱でいて暖かく、ときめきます。

あらゆる社会問題が高度化し、複雑な時代。
"笑いの大切さ"を感じます。

一度、落語を聞きにお出かけになりませんか。
そして、落語を堪能いただいた後は、師匠を囲んで、平塚を中心に湘南・西湘地域で取れた新鮮な野菜やお肉、そしてお魚をふんだんに使ったカジュアルフレンチをお楽しみください。

古民家の木の温もりに包まれながら、美味しいお食事と三三師匠との素敵なひとときをご一緒できたら幸せです。

お越しをお待ち申し上げております。
詳しくはやまぼうしのホームページをごらんください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/1214rakugo.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 |

片岡鶴太郎展『こころ色』

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箱根に一足先に秋がやってきました。
空がぐんと高くなり、朝夕はきんと涼しい・・・というより肌寒くなり、
赤とんぼがすいっと飛び始め山が燃えるような色に染まるのも間もなくです。

「この時期に箱根に泊まると、夏の疲れが癒される感じがするのよね」という声をよく聞きます。箱根の山の力でしょうか。澄んだ空気の中、大いなる広がりのある風景が人々の心身をゆさぶり、浄化してくれるような気がしてなりません。

「箱根やまぼうし」として展覧会やコンサート、落語会など皆さまにアートスペースとして本格的にご利用いただくようになって4年がたちます。

私自身、民藝に憧れ、日本の手仕事に魅せられ、多くの方々との出逢いによって、人から人へ伝えられてきた"もの"がもつ魅力に惹かれてきました。そういった意味ではこの木の空間は私自身の生きてきた証しかもしれません。

そんなスペースでの片岡鶴太郎さんの展覧会も今年で5回目を迎えます。
真摯にキャンバスに向かっている鶴太郎さんのお姿からはタレントの時とはまた違う作家としての情熱を感じます。作品のひとつひとつに生命を与え、美しい日本の文化を表現されていらっしゃいます。

そんな鶴太郎さんが本年はまた新しいテーマに取り組まれています。
「作品と映像・音楽の融合」です。
「夜桜」の可憐な花びらが、映像から生みだされた桜吹雪と共に舞い、
美しい音色が一緒に奏でられます。

初日には念願のギャラリートークをさせていただきます。
その心に秘められた"想い"をたっぷりきかせていただきます。

この秋はとっておきの箱根の空間にぜひお越しくださいませ。
秋の深まりをご一緒に愉しみませんか。

詳しくはHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/kokoroiro.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (2)

石井麻子のニットアート展

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箱根に一足先に秋がやってきました。
空がぐんと高くなり、朝夕、空気がきんと涼しくなり、赤とんぼがすいっと飛び始め・・・・・山が燃えるような色に染まるのも間もなくです。

明け方、庭の草木が露で光っています。
今年も石井麻子さんの素敵で可愛らしい天使たちが箱根の我が家に舞い降ります。私のクローゼットには石井さんの天使たちが仲良く一年中微笑んでくれています。

着るととてもラブリー・・・幸せな気持ちにさせてくれます。
パリにも天使は同行してくれました。
そんな石井さんの作品と、今回は田部さんが世界を旅して見つけた素材を使った素敵なアクセサリーも一緒です。田部さんはニューヨークで彫金を学び、インドや中近東を旅して素材とイメージを探求する旅が大好きな方。

女性はいくつになっても"ラブリー"が好き。

心地よい秋の箱根にお越しになりませんか。

10月19日(土)は3人でギャラリー・トークもいたします。
詳しくは「やまぼうし」のHPでご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/knit.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (3)

素敵なコラボ

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「辻友雪さんと高橋裕美さんの展覧会」のお知らせ。

振り返ると、私はこれまで多くの旅を続けてきました。

「旅は曼荼羅」

ある日、私は、中央アジアの草原に立ち、雲の行方を見つめていたり、あるときは、イスタンブールの広場で粗目の布袋に入ったヘーゼルナッツを売っているジプシーの可愛い女の子からナッツを買ったり、時には蚤の市で素敵なアクセサリーに出会ったり・・・パリでも美しい小物に出会うと幸せな気持ちが胸いっぱいにひろがったり。

旅のさなかに思うことほど心ときめくことはありません。

私は美しいものを求め世界を旅してきました。

訪れた国には、その土地ならではの美と伝統があります。

今回の展覧会では、箱根の木の空間でお二人の作家の美が出逢います。

京都の伝統に裏打ちされた技と"染"の美。
辻さんの洋服を着ていると、デザインは斬新ながらも心地よく、
日本の美を感じますし、ほっこりした気分になります。

そして、旅好きの高橋さんが世界中を旅して見つけた古布、
古金具は、辻さんの洋服にもよく合います。
お二人の感性、美意識に私は魅せられています。

そんな素敵なお二人と、ギャラリートークもいたします。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/tsuji_takahashi.html

自由に貴女らしい着こなしをお楽しみください。
お越しをお待ちいたしております。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 |

「藤井勘介・藤井蓮 父子展」へのお誘い

箱根の我が家「やまぼうし」で7月20日(土)~ 28日(日)まで素敵な展覧会が開催されます。そのお誘いです。

5年ほど前に、ばったりと新幹線の中で片岡鶴太郎さんにお会いしました。

「浜さん、箱根のご自宅にかかっている絵は藤井勘介先生の作品ですか?」とおっしゃられました。

私が藤井先生の作品ですとお答えすると「そうですか、僕もとても好きなのです。野菜など描かれた絵の中に、エネルギーがあり、繊細で、多彩な画材使いと技法はとても勉強になります。」と鶴太郎さんはおっしゃいました。

それがご縁で鶴太郎さんにも我が家で1年に1回展覧会を開催していただくようになりました。

藤井勘介先生の作品は「くつろげる」絵なのです。

野菜も花も・・・その作品の前にたつと、ゆったり休息できる、のびのび
過ごすことができる・・・そんな作品ばかりなのです。

我が家の広間には藤井さんの作品の数々を飾らせて頂いております。
先生の描く野菜には「命」が、花には「温もり」があり、古民家の我が家が優しさに包まれます。

今回も新作を描いていただいております。
ご子息の蓮さんの作品も楽しみです。

初日の7月20日(土)は勘介先生、蓮さんと私がご一緒に"ギャラリートークをいたします。詳しくはHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/fujii.html

ぜひお越しをお待ちいたしております。

箱根の山は、あじさいの花がさみだれに濡れ、紫の深まる季節です。
たまにはのんびりと緑の匂いを楽しんでくださいませ。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 |

露木清高展『箱根寄木細工の伝統と未来』

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露木清高さんの寄木細工の作品に出逢ったのは箱根ラリック美術館でのことでした。

お父さま、清勝さんの作品は、随分以前にテレビの取材で工房をお訪ねし、従来の寄木細工のイメージをはるかに超える、千年の木工の歴史、卓越した技術、その感性、日常の暮らしの中に"美"を見出せる作品の数々に驚きをもって取材させていただいた事をよく覚えております。

そのご子息、清高さんの作品をラリック美術館で拝見した時の驚き!

ルネ・ラリックは箱根寄木細工を知っていたのだわ。
いえ手元に置いて作品を制作したのでは・・・と思ってしまいました。

箱根寄木とアール・デコ。
「アール・デコ」とは1910年から30年代にかけてフランスを中心に流行した芸術様式です。まったく違和感なく感じられる清高さんのテーブル。シャープで、でも伝統に裏付けされた技術、そして、そのセンス。

現代を生きる露木清高さんには「箱根寄木細工」からさらに世界へと目が開かれているのでしょう。

そういえば、驚きましたよね。
パリのオランジェリー美術館でバッタリ出逢ったときは・・・。
「なぜ、貴方がここに!」と大きな声を出し、美術館の方にシ~!と注意を受けてしまいました。彼はパリの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に招待され出品し、休みの一日を使って美術館まわりをしていたとのこと。

清高さんの作品にぞっこんの私です。
今回も「箱根やまぼうし」で新たな作品を発表してくださいます。

6月15日(土)は14時から露木清高さんと私、浜美枝がギャラリートークをいたします。ぜひ作品をご覧になり、おしゃべりを聞きにいらしてください。

http://www.mies-living.jp/events/2013/yosegi.html 

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 | | コメント (1)

香りの体験講座

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初夏のやわらかな緑の美しい一日。

小雨が降り、樹木はいっそう瑞々しく、葉は濃淡のさまざまな色をみせてくれる、そんな一日、箱根やまぼうしで「香りの体験講座」開催されました。

静けさの中 無心になって 香を聞く

日常が慌しく、無心になれることが少ない私ですが、この会に参加すると深いリラクゼーションができ、精神が落ち着きます。

まだ私は3回目で、お作法もよく分かりませんが、渡辺えり代先生は形式にとらわれず、日本の香道という枠を超え、世界の香、香文化や歴史、古代と現代・・・といった現代社会で日常を暮らす私たちに心地よい香を教えてくださいます。

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香道の世界では、香りを「かぐ」ことを「聞く」といいます。
この日の香木は伽羅・白檀・橘を練香した3種類でした。

前日に橘の花が静岡から送られてきました。
練香は、昨年の橘の花を乾燥させ渡辺さんが丁寧に練り込んでくださいました。

無心になって香気に意識を集中させ、その香りの本質に近づこう・・・と思うとごく自然に精神が落ち付き、身体が元気になってくるのです。そして、自分が自然の一部であることに気づかされます。

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二部は「匂い袋づくり」です。
それぞれが好きな香りを吟味して調合し、香袋入れ、ヒモで結び出来上がり。

私は和的ではないラベンダー・ローズマリー・バラの花びら・シダーチップにしました。前回が白檀や丁子、桂皮など和の香りでしたから。

気分を晴れやかに!してくれる調合でした。 

毎晩寝る前に音楽を聴き、ワイン(焼酎の時も)を飲む時に掛ける椅子の横にこの袋を置きます。健康で過ごせた一日に感謝し、ご縁に感謝し、眠りにつきます。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 |

土楽展

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5月26日から、我が家の「やまぼうし」で土楽展を開催します。
土楽窯は三重県伊賀の里に七代続く伊賀焼の窯元です。

「生活と仕事が分離したところに、美しいものは生まれない」
と、七代目当主・福森雅武さんはおっしゃいます。

福森さんの土鍋に出会ったのは、かれこれ30年ほど前のこと。
白洲正子さんのお宅に招かれお邪魔したときのことです。
尊敬する憧れの方、晩秋のころの武相荘の玄関には秋の野の花が
大きな壷に活けられ、私を暖かく迎えてくださいました。

やがて夕食になり囲炉裏には炭がおこされ、日本酒で乾杯。
そして、炭火の上に置かれた美しい土鍋。
白洲正子さんにして「新しい茶人」と称された福森さん。
黒い土鍋はまさに『用の美』そのものでした。
その夜の鍋は京都から取り寄せてくださったカモ鍋でした。

伊賀の自然を感受し、花を生け、料理をし、骨董を愛でる
福森さんの暮らし方には憧れます。
福森さんの窯で、ひとつひとつ丁寧に作られた鍋や器たち。
暮らしに幸せをもたらしてくれる数々の作品をどうぞご覧ください。

そして5月27日はもう一つ、私が楽しみにしているイベントがあります。
私が『世界一美味しいリゾット』と思う、日本を代表する北イタリア料理の
シェフ・室井克義さんにお願いしてしまいました。

「シェフ、福森さんの素敵な土鍋でシェフのリゾットが食べたいです」・・・と。

「お~いいですね、それではスプマンテでしましょう!」ということになり、シェフが懇意にされているワインショップのアルベロ・ジャパンさんにご協力いただきました。

なんとこの頃は、イタリア・スプマンテの最高峰、フランチャコルタの造り手として名高いワイナリーである「ラ・モンテイーナ社」の方が来日されているとか。

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『室井シェフの土鍋リゾットとスプマンテを愉しむ会』
"生産者"と"料理人"のマリアージュが実現しました。

飲んで、食べて、おしゃべりして・・・。
これはバスをしたてて、皆さんに東京からお越し頂きたいとの思いで企画いたしました。限定30名様ですので、残りわずかですが、ご興味のある方はホームページへとアクセスしてください。

「箱根やまぼうし」での様々なイベントを通して"人に出逢う"幸福をしみじみ感じるこの頃です。
 

展覧会・イベントの詳細はこちらから

投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 |

大掃除

今年もあと3週間あまり・・・あ~どうしましょう。
皆さまは大掃除済みましたか?これからですよね。
私も細かいところから、少しづつはじめました。
窓ガラスや庭の掃除はクリスマス前に。今は、浴槽や室内のガラス窓、取っ手、台所まわりなど少しづつコツコツと始めています。

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息子のお嫁さんが「森から海へ」をテーマに環境への負荷が少ない商品を扱っております。私も芦ノ湖の畔に住んでおりますから、水汚染には出来る限り気をつけたいと思っています。

家庭から流れる排水は、処理場できれいな水へと処理された後に河川へと放流されますが、なるべくキレイな状態で処理場へと運びたいものです。キッチンやお風呂場、そしてトイレなど排水は私たちの日々の暮らしから切り離して考えることができないものです。

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今朝は早朝、箱根神社に参拝し、あとはお掃除デー。
浴槽はバスブラシで。
ブラシの毛先にゴムの微粒子が吹き付けてあるので、消しゴムの要領で洗剤を使わずに汚れがおちます。しかも、力を要れずにこすればよいので、楽に掃除ができ大助かりです。

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グリーンの葉っぱのフキンもゴムの力で汚れを落とすので、水アカを防ぎ、隙間掃除にはもってこい。

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巻きまきクロス」はロール状のものを10センチくらいに切って、蛇口のまわりなどを拭きます。

こうしてみると、私たちの暮らしにはたくさんの洗剤がありますが、ちょっとひと工夫をすれば、環境に優しい生活ができるのですね。

主婦歴は45年になりますが、知らないことがいっぱいあります。

さあ~大掃除・・・大掃除!
気合を入れての日々になります。
部屋がキレイになっていくと心まで磨かれた気分になります。

詳しくはHPをご覧ください。

森から海へ~ココチよい暮らしの中のモノとコト

http://www.mori-umi.com/
電話:0467-73-8333 (月~金 10:00~17:00)

投稿者: Mie Hama 日時: 08:51 | | コメント (4)

ひと足早いクリスマスの集い

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先日、箱根やまぼうしに雑誌ゆうゆうの読者約40名の方がお集まりくださり
「クリスマスの集い」で楽しいおしゃべりをさせていただきました。

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私が大好きな西伊豆・間菜舎の焙煎コーヒーのおともには、昨年小田原にオープンされたパティシエ・鎧塚俊彦さんのお店から「ムッシュ・キタノ」と名づけられた美味しいケーキをお出しさせていただきました。

鎧塚さんはカカオにこだわりを持ち、当日のケーキはピンクペッパーと花山椒をベースとした大人の味。美味しいコーヒーとケーキでホッと一息、とても幸せな時間です。

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「ゆうゆう」は4年連載をさせていただき、「凛として、箱根暮らし」という本になりました。

当日は同世代、少し先輩、少し年下の方々。
三分の二はおひとりでの参加です。
北は北海道から南は熊本まで。
我が家で過ごしてからは山のホテルで一泊。
翌日は箱根神社参拝や美術館巡り
日ごろは家事に追われている皆さまに申し上げました。

「ご自分へのご褒美よね!」と。

おひとり・おひとりに人生があります。
女性の人生は、家族を精神的に支えることが求められるだけに、男性より悩みが複雑かもしれません。けれども、その大変さを乗り越えることで、より豊かな自分になれるのではないでしょうか。

かたい握手をしながら「浜さん、私がんばれそうです」とおっしゃった方。「明日からまた日常に戻り、主婦を楽しみます」とおっしゃった方。

そうですよね。
人生の中に楽しいことや嬉しいことばかりでなく、苦しかったことや悲しいことなど、ぎっしり詰まっていますよね。

皆さんのお顔が輝いておられました。
素敵な出逢いをありがとうございました。

投稿者: Mie Hama 日時: 07:40 | | コメント (2)

伊東建一~御所人形の世界

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『箱根やまぼうし』からのお知らせ

伊東建一~御所人形の世界

11月18日(日)~25日(日)※21日休館
11時~17時(最終日15時まで)

御所人形にはじめて出逢ったときの感動は忘れられません。
「十二世 伊東久重 御所人形展---慈しみのこころ---」展でのこと。
透き通るような白い肌に真っ黒な髪。
そのふくよかな姿の愛らしさ。

完成までに一年近くの年月がかかること、
すべての工程にを自らの手で創り上げること・・・
などお話を伺うとその伝統の奥深さを感じます。

その伝統工芸の御所人形がご子息の長男・建一さんに
しっかりと受け継がれています。

天皇をはじめ高貴な人々に愛された人形のもつ品格と技が
しっかりと継承されていて思わず抱きしめたい衝動にかられます。

我が家でその御所人形は赤い着物をきて優しく佇んでいます。
私の大切な大切なお人形。(伊東久重作)

この度は「箱根やまぼうし」で建一さんの素晴らしい作品の
展覧会を開催させていただけることになりました。
また、十二世 伊東久重氏の作品も展観したします。
ぜひ生活空間の中で御所人形に出逢ってください。

晩秋から初冬へと移り変わる美しい箱根。
ぜひお越しをお待ち申し上げております。
展覧会の詳細はホームーページをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2012/goshoningyo.html


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投稿者: Mie Hama 日時: 06:40 |

片岡鶴太郎展・こころ色

箱根の我が家「やまぼうし」での展覧会も今年で4回目を迎えます。

あれは6年ほど前のことでしょうか。
新幹線の中でばったり鶴太郎さんにお会いし、我が家の大広間に飾ってあった京都在住の画家・藤井勘介さんの絵をご覧になっていらして「僕、とても好きなんです、勘介先生の作品が」とおっしゃり、ご自身の絵についても語ってくださいました。それがご縁で箱根にお越しくださり、絵を描き始めた動機など伺いました。

ある日、庭に鮮やかに咲く朱赤の椿に出逢い感動し「この花が描けるようになりたい」と思ったことが鶴太郎さんの創作の原点となってるのだそうです。それから、ひたすら筆を持ち、今年で画業17年目を迎える鶴太郎さん。たえずモノの本質を見据え、創作に真摯に取り組んでいらっしゃいます。

今回は初期の作品を展示いたします。
私もたくさんの初期の作品を拝見いたしました。
そこからは、鶴太郎さんの生きることへのひたむきさ、思いやり、優しさのすべてが感じとれます。

私は思うのです。

日々の暮らしを豊かにしてくれるのは「遊び心」「発見」「感動」というようなものではないでしょうか。我が家「やまぼうし」でのこうした展覧会・コンサート・落語会、など等。いろいろな人との出会いもあります。

古民家12軒分を再生してできた我が家、木々たちが優しい空間を作ってくれます。

鶴太郎さんの作品が今回も優しく語りかけてくれることでしょう。
つかの間、日常を忘れてお遊びにいらっしゃいませんか。
お待ちいたしております。

10月14日(日)~21日(日)  ☆17日(水)休館
午前11時~午後5時 (最終日午後4時まで)
入場無料

詳しくはHP「箱根やまぼうし」でご覧ください。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:33 | | コメント (5)

黒姫・アファンの森を訪ねて

長野県・黒姫にあるC.W.ニコルさんの森に行ってきました。

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コスモスの咲き乱れる畑の中を車はアファンの森へと向かいます。
今回はアファンの森の活動を支援してくださる「箱根やまぼうし」のお客さまたちとご一緒でした。

長野県飯綱山の山麓に広がるアファンの森。
40年以上放置されていた森をニコルさんが少しずつ買い取り、動植物が再び暮らせる森に再生活動を行ってきました。

山一面に生い茂ったやぶを刈り、朽ちた木を間伐するという気の遠くなるような作業を繰り返しました。太陽の光が地面にさしこむようにして、その土地になじむ新しい苗木を植え続けてきました。

そして今、アファンの森には、清らかな湧き水が流れ、わさびなど170種類もの山菜が自生し、93種類以上の鳥、490種類の植物、1000種以上の昆虫が帰ってきたといいます。フクロウやクマも遊びにきます。春ともなれば楚々とした花が咲き乱れます。

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"ニコルさん、こんにちは"
彼があの笑顔でお迎えくださいました。
皆さん森の空気を胸いっぱい深呼吸していました。

私がニコルさんにはじめてお会いしたのは、四半世紀も前のこと。
自らの手で森づくりをはじめたまさにその頃でした。

「豊かな森は生きる力を与えてくれる。森は心の再生」というニコルさんの考えに、深く共感し、雑誌の取材で家にお邪魔したのがはじまりです。

日本の森林行政に疑問をもつ私です。

遠目には美しい緑の森に見えても、その森に入ると、植林した杉が倒れて
いたり、伐採されたまま放置されていたり、人の手が入らず荒れ果てていたり・・・本当に美しい森は少ないということに気がつきます。

100年後の森林を考えての森のありかたでなければいけません。
「森を失ったら文化は滅びます。森の再生、復元にはたくさんの時間、手間、そして愛情が必要だけど、誰かがやらなくてはならないんだ。」
私財を投げすて、森づくりをしているニコルさん。

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『アファンの森』とはケルト語で「風が通るところ」という意味だそうです。

その森「アファン"心の森"プロジェクト」に毎年養護施設で暮らす小学生、盲学校に通う子供たちも招かれています。子供たちは木登りやブランコ、生き物探しなど「森遊び」で心を解放する時間を共有します。

森が心を育んでくれます。
「2011年3月11日の犠牲を無駄にしないために」と震災復興プロジェクトを立ち上げ、昨年の夏以降、被災されたご家族をアファンの森に招かれ、蘇えった森の中で、疲れた心と体を解放し思いっ切り笑う子供たちの声が森に広がります。

そして『復興の森づくりと森の学校プロジェクト』~東松島市との取り組みがスタート。

「美枝さん、僕は自然を活かした高台の森の中に、里山の集落のように木造の教室が点在するような学校で子供たちを学ばせてあげたいのです」と仰り翌日は東松島に向かいました。

CW・ニコルさん来日50周年記念の本が出版されました。
知人でカメラマンの南健二さんとの共著。
私も序文を書かせていただいております。ニコルさんの50年の歩みと南さんならではの写真と文章に加え、放浪の俳人、種田山頭火の俳句を添えて。

けふはここ、あすはどこ、あさっては』(清水弘文堂書房)

インターネットなどでも購入できます。

初秋の黒姫・アファンの森で木肌に手を触れると、まるでその樹に抱きしめてもらっているような、満ち足りた気持ちになりました。

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投稿者: Mie Hama 日時: 10:31 | | コメント (2)

『箱根やまぼうし』からのお知らせ

12軒の古民家を譲り受け、1本の木も無駄にしないようにと造りあげた箱根の家。

この家に住み始めてから40年の年月が流れました。
梁に上って遊んだり、庭で野遊びをしたりして過ごした子供たち。
それぞれが社会に巣立っていきました。

"大人の空間"になった我が家が静けさをとり戻し新たな表情を見せてくれています。展覧会・コンサート・ワークショップや落語会など・・・暮らしを豊かにするスペースとして「箱根やまぼうし」が誕生して3年目。おかげさまで「人々が集えるサロン」として皆さまとの交流も私にとって大きな喜びです。

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この度、小さなアンティークショップをリニューアルし『FLORAL』が誕生しました。娘がイギリスに行き生活の中で使ってほしい・・・と思うものをひとつひとつセレクトしてきました。

不思議と我が家の日本的な暮らしとイギリスの暮らしはとてもマッチします。
「使ってこその"用の美"です」
ぜひ一度お遊びにお越しくださいませ。
毎週:土・日・月の3日間、11:00~17:00の営業です。
FLORAL Antiques and Contemporary crafts

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そして、義理の娘・繭子さんが『毎日の暮らしをより心地良いものに』をコンセプトに、私たちが日頃使うモノは環境に優しくあってほしい・・・との思いから、湘南の海から近いところにオフィイスをかまえ独立し、素敵な商品・そして暮らし方を提案してくれます。

ショップ名でもある「森から海へ」は、その名の通り、私たち一人ひとりが生活の中で考えていく大切なテーマのような気が致します。
森から海へ~ココチよい暮らしの中のモノとコト

私も「農・食・美しい暮らし」をテーマに活動をしております。

「やまぼうし」に新たなプロジェクトが加わりました。
HPへアクセスしぜひご覧くださいませ。  

投稿者: Mie Hama 日時: 07:28 | | コメント (2)

日本の戦前のジャズの世界を聴こう

先日、箱根やまぼうしで「戦前・戦中のジャズ研究家の毛利眞人さん」をゲストにお迎えして蓄音機で戦前のジャズを聴く会を開催いたしました。

初めて聴く蓄音機でのジャズ・・・音色は想像したよりもボリュームもあり澄んだ音でした。我が家の100年は越える木々も気持ち良さそうにスイングしています。

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幕開けは大正時代とのこと。
日本のジャズの歴史は、なんと軍楽隊から始まったそうです。
ダンス音楽としてジャズが日本に流入し、その「新しい音楽」を演奏できる楽団は軍楽隊・・・というわけです。

毛利さんは1972年のお生まれ。
中学生のころからレコードのコレクションを始められ、現在は音楽に関する執筆をはじめ、とくに戦前のジャズ・ポップスに関して詳しい研究・執筆をされています。また1万枚のSPレコードを蒐集されています。

第二次世界大戦が終わったあと(昭和20年)、町にジャズがあふれた・・・ということは知っていましたが、大正時代、昭和の初期から戦争まで、いえ戦争中も、日本ではジャズはよく聴かれていたそうです。ジャズの香りがする音楽が映画館で演奏されていた・・・民衆の思いはたとえ戦時中でもかわらなかったのですね。

当時マニラは東洋のアメリカと呼ばれるほど洗練された街、日本人にジャズを親しく教えたのはフィリピンから来日していたジャズメンたち。
やがて日本でもジャズ・コンサートを開くジャズバンドも現れ、ラジオからも最先端の音色が流れます。特に唄入りのジャズを日本語に訳詞した「ジャズソング」が爆発的に流行したそうです。

「アラビアの唄」を蓄音機を通して聴きました。(昭和3年9月13日録音)
二村定一・日本ビクター・ジャパン。
このレコードから日本のジャズソングがはじまります。

毛利さんが時々クランク(ハンドル)をまわします。
リズムを取りながら・・・。

"ジャズってこういうものなのだ!懐かしい!"と思わず身を乗り出してしまいます。お客さまの年齢もさまざま。皆さんからだで、足でリズムをとっています。窓からは深い新緑が風になびき心地よいこと。

初期のジャズソングは浅草オペラの流れを引き継いだ声楽的な歌い方でしたが、昭和7年にサンフランシスコ生まれの日系二世歌手・山畑文子が来日したのをきっかけに、本場アメリカの雰囲気を漂わせた日系シンガーが続々と日本で活動し始めます。

チャップリンのモダンタイムの中から、「川畑文子のティティナ」
ベティー稲田の「懐かしのホノルル」
森山久の「南米の伊達男」

昭和10年代は戦前のジャズ黄金時代。
服部良一や仁木他喜雄といったすぐれたジャズ・アレンジャーが育ち、日本人のジャズ・フィーリングも飛躍的に進歩した・・・と毛利さんはおっしゃいます。そして戦時中はアメリカ映画は禁止されますが、ジャズの人気は盛り上がり、なんと・・・「日の丸数え歌」として戦争をジャズに!には驚きです。

笠置シズコさんの「ペニイ・セレナーデ」(昭和15年3月19日録音)
民謡にみせかけて実はジャズの 「草津節」
このころは役人とジャズマンたちが「知恵比べ」をしていたのでしょうか?
おおっぴらには演奏することは禁止されていたのですから。

毛利さんは当時の資料が少ないため古本屋や当時の新聞を調べたり・・・と大変だったようです。私は普段はCDでジャズを聴きますが、蓄音機から流れてくるレコードの演奏に何だかとても幸せなときを過ごせました。
ぜひ、次回は戦後のジャズも"蓄音機"で聴きたいです。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:20 | | コメント (2)

『山本出さんとの出逢い』

箱根やまぼうしで、備前 「山本出・周作・領作 父子展」が27日(日)まで開催されています。

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千年もの伝統を受け継いでいる備前焼。
「絵付けをしない」、「釉薬を使わない」、その窯の炎の中から生まれた備前焼はまるで魔法にかかったように神秘的です。
今回は父子展。若いお二人も真摯に備前焼と向き合い、今の生活にあった作品を生み出し、新たな息吹を吹き込んでくださいます。

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今回の展覧会は、私自身深い感慨に浸ります。
出さんに出会ったのは、もうかれこれ40年にはなるでしょうか。
お互い年を重ね、子供たちが成長し今回のような展覧会ができるなんて当時は想像もできませんでした。窯だしの日に真っ先に駆けつけ、ワインで乾杯をし、作品を前に至福の時を迎えたことがまるで昨日のことのようです。

でも・・・
何よりもの思い出は、「アフリカの夜明け」と名づけた一本のトックリ。

あれは36年前のこと、もう寒くなってきた秋の終わり。
いま思えばなにか不幸なことが起きてもおかしくないような、重い雲がたれこめる日のこと。妊娠6ヶ月の私はある方の個展を見にでかけました。秋の陽射しがコスモスの一本一本に頼りなげに照射し、咲き乱れるコスモスは儚げにみえて、けっこうしたたかな茎を持ち、風にそよがれている・・・そんな風情に心ひかれてその一枚の絵を買ったのです。

その帰り道、彼は死んで生まれました。
六ヶ月の生命は、人間としてこの世に存在することを許されませんでした。
悲しみの底に落ち込んでしまった私は、どんな慰めの言葉も虚ろにひびくばかり。

偶然、アフリカの取材の仕事が入りました。
三人の子どもたちの、それぞれへの配慮、留守中のこまごましたことを含めて主婦がいなくなると家中のリズムが乱れることは必致。

でも・・・
「結局ひとりで立ち直るしかない」・・・そんな思いでアフリカに向かいました。
ヨハネスブルグの取材は、相当ハードなものでした。
泊まったホテルは鉱山の町。
窓の外には鉱山に向かう蒸気機関車が走っていました。
早朝ボタ山にオレンジ色の朝日が射し、私はこの色に魅せられてベッドを飛び出し、いま燃え始めんとするボタ山に向かって走り始めました。
朝一番の蒸気機関車も山に向かいます。

シュッシュッと白い蒸気をはきながら、走る私と肩を並べる黒い固まり。
やがて蒸気機関車は私を追い抜き、ボタ山は高く昇り始めた太陽にいよいよ赤く輝き、あらゆる力をこめて走り続けました。

あのとき、私をつき動かした力は何だったのか。
太陽だったのか、山だったのか、機関車だったのか、広大な南アフリカの大地だったのか・・・人よりはるかに大きな無限の包容力に、私は全身でぶつかっていたのです。

帰国した私を待っていたように、山本出さんから一本のトックリが届けられました。トックリの口の部分から下にかけてなんとあの夜明けのような赤があるのです。土と炎で作ったひとつの器に閉じ込められた赤がアフリカの夜明けと同じ色とは・・・。人生の不思議なめぐり合わせを感じました。

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あれから36年が経ち、出さんは数々の賞を受賞され、伝統をふまえながらも、たえず新たな作品へと挑戦を続けています。(3月には岡山県重要無形文化財の認定を受けられました)

そして、息子さんたちにその心と技はしっかりと受け継がれています。

今回は周作さんの「ヒダスキのビールカップ」と領作さんの「小鉢」をもとめました。備前焼のグラスで飲むビールはきめ細やかな泡で、なんとも美味しいのです。小鉢は料理でももちろんいいのですが・・・私は最初は焼酎のロックを。

備前焼は使えば使うほど落ちついた味わいを楽しめます。
備前焼にカジュアルフレンチ・・・も素敵でした。

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そして会期中、お互い年を重ねる幸せをかみしめました。
『出逢いって素敵』です。 

投稿者: Mie Hama 日時: 07:15 |

『たのしい生活のうつわたち』

箱根の我が家・やまぼうしで素敵な展覧会が始まりました。

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たかはししょうぞう&永順
たのしい生活のうつわたち ~ 花の器・食の器・草の器   

一昨年に続き、2回目の展覧会です。

森の静寂の中に天使が舞い降りてきたような・・・
身近にある美しいもの、淡いいのちをいとおしむ感性、
それがお二人の作品です。

前回の展覧会のときに省三さんはひらめいたのだそうです。

「この森の苔の生命力を器に盛ってみたい・・・」と。

花器も、大皿・小鉢・お抹茶碗などなど、そして野の草を活けこんだ鉢。
壁には永順の素敵な花の絵。
ラブリーな空間に身を置いていると心から幸せを感じます。

でも、省三さんはおっしゃいます。
「昨年の3月に起きた大震災の後遺症は今なお癒えることはありません。
僕のような「アトリエ陶芸家」としては電力事情などで焼成に躊躇が
ありましたが、皆さんに強く背中を押された感がありました」と。

"美しいものに出逢う"それは、とても大切なことですね。

箱根は山桜が満開です。
会期中は省三さんも永順さんも会場におられます。

ぜひお遊びにお越しくださいませ。

2012年4月25日(水)~30日(月)
11:00~17:00(最終日は16:00)

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:24 |

片岡鶴太郎展~こころ色

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本日、4日が最終日になりました。
おかげさまで大勢の方がここ箱根やまぼうしにお越しくださいました。
女性同士、ご夫婦、若い方・・・鶴太郎さんファンの幅の広さを感じました。

併設している「カフェ&アンティーク」にもお立ち寄りいただき、楽しい語らいの輪にも入れていただいた期間でした。皆さま、ありがとうございました。

こうして古民家を再生して造り上げた我が家に人々が集うとき、12軒の家々の歴史を共に生きていらした人々の喜ぶ声が聞こえてきます。

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日曜日はオープニングパーティー。
鶴太郎さんも夕方に「やまぼうし」にお越しくださいました。
会場をうめる素敵な作品のかずかず。絵画・陶器・そしてガラス。
どの作品からも、鶴太郎さんの作品への情熱と、同時にご本人の優しいお人柄を感じとることができます。

床の間には、鶴太郎さんの画家としての原点「椿」と、私が17歳で出逢った古信楽(蹲)を描いてくださった「蹲二椿」が、それは素晴らしい空間を飾ってくださいました。

来年はどんな作品と出逢えるのでしょうか・・・。

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昨年の作品、山中塗りの盆にデザートを置いてみました。

『こうして使ってもらえて嬉しいです。用の美ですね』・・・と仰る鶴太郎さん。
今年も素敵な展覧会が開催できました。
感謝申し上げます。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:32 | | コメント (4)

『片岡鶴太郎~こころ展』と『箱根三三落語会』

『片岡鶴太郎~こころ展』を明日10月29日から11月4日まで
箱根「やまぼうし」で開催いたします。

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今回の展覧会は鶴太郎さんと私、お互いに「椿」が重なります。
彼は寒さ厳しい2月の早朝、お隣の庭に鮮やかに咲く朱色の
「椿」に出会い、その美しさに感動し、
「この花が描けるようになりたい」と思われ、
それが画家としての原点となったそうです。

私が17歳の時に出逢った古信楽の壷。
それから50年以上を共に歩んできたこの壷には「寒椿」が
よく似合い、毎年冬になるとそっと椿をいけて楽しんでいます。

今回の展覧会にこの壷に椿を活けた「蹲二椿」を描いてくださいました。
絵画、ガラス、陶器と素敵な作品の数々が出品されております。
ぜひお越しをお待ちいたしております。
http://www.mies-living.jp/events/2011/kokoroiro1110.html


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そして来月12日は「箱根三三落語会」を開催いたします。
30名様限定のとても贅沢な落語会。三三師匠の素晴らしいお噺に加え
落語終了後に師匠とご一緒する食事会もまた魅力の一つです。
"まくら"を聴いているような、素顔の師匠のお話を伺うことができます。

http://www.mies-living.jp/events/2011/hakonesanzakai1111.html

投稿者: Mie Hama 日時: 09:36 |

『須田菁華展~受け継がれる用の美』

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『須田菁華展~受け継がれる用の美』のご案内です。

箱根「やまぼうし」で念願の展覧会を開催いたします。
9月23日(金)~29日(木)まで。

旅は最良の師や友を私に与えてくれます。
自分の体に合った水、空気、風、土、
そして人との出逢い。

それを探すのが旅のような気がします。
旅先で求めたものによって旅先の見え方が違います。

どのくらい前のことでしょうか。
山代温泉の須田先生の工房をお訪ねしたのは。
日本家屋のその佇まいは温かで優しさに包まれていました。
そして、笑顔で出迎えてくださった須田先生。
作品一点一点が手の中に包みこまれてしまう・・・。
そんな作品に魅了され、我が家の食器棚には須田コーナーがあります。
使い勝手が良く、どんな料理にもあう、まさに「用の美」です。

23日は須田先生も私も一日中会場におります。
会期中は私はできる限りそれらの器とともに居たい・・・と思っております。

皆さまのお越しをお待ちいたしております。
詳しくはHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/2011/sudaseikaten.html

投稿者: Mie Hama 日時: 06:41 |

C.W.ニコルx浜美枝 『森を語る』

作家のC・W・ニコルさんが「箱根やまぼうし」で森を語ってくださいます。
私とのトーク、そしてDVDでは「アファンの森」(ケルト語で"風が通るところ")の現在の様子が観られます。

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ニコルさんは25年前に荒れた森を再生させるために長野の黒姫に移り住み、自らの手で森づくりをはじめました。

当日の様子は私のもつラジオ番組「浜美枝のいつかあなたと」でも収録させて頂きます。(文化放送・日曜10時半~11時)

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お伺いしたい話はいっぱいあります。

「森」の再生に向けてどんな思いがあったのか。
そしてその森は動物や人間に何をもたらしてくれたか。
現代の日本社会の「山」に行政はどのような取り組みをしているか。
(海外との比較)

ニコルさんが17歳まで暮らした英国、ウエールズ。
人間が子供の時期に自然とふれあうことの大切さ。
それは一生の記憶に残るのか。
現在の日本の子供に何をしてあげるべきか。

日本は今年、大震災という未曾有の事態に襲われた。
今後どのような精神性をもって暮らしていくべきか。

など等。
日本国籍を取得し、心から日本を愛しているニコルさんから見て日本人の暮らし方がどのように映っているのか。

もう30年近く友人としてお付き合いさせていただいて、彼ほど真摯に自然と向き合っている人は少ないように思います。

今回の災害で被災した子供たちを「アファンの森」に招いてもおられます。
自然に触れ「心開く」子供たちも多いとききます。

当日はトークとDVD・・・そして食事をご一緒しながら語り合いたいと思います。

開催日は2011年10月2日(日)15:30開場です。
詳しくはHPでご覧ください。
皆さまと共に「語り」あいましょう!
http://www.mies-living.jp/events/2011/afan.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:16 |

聞香の会

先週末、箱根「やまぼうし」で「お香の会」があり私も初めて参加いたしました。
かねてより「お香」には興味があったのですが、なかなかチャンスがなかったので今回、楽しみに参加いたしました。

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第一部は聞香(もんこう)の会。
伝統的な香道では、香りは嗅ぐとは言わず「聞く」というのだそうです。

そこからして「難しいのかな・・・」と思いつつ椅子に座りました。
埼玉、東京からもお越しくださり参加者は7名。
渡辺先生は分かりやすく「香」の成り立ちからお話しくださいました。

西洋のアロマセラピーの研究は進んでいる一方で、東洋の香りに関する調査は盛んではなく、古代文明の時代からの「香り」をもっと皆さんに知ってもらいたいと渡辺さんは仰います。

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香炉の灰作り(灰手前)から始まりますが、これがなかなか美しくは作ることができません。灰をかきあけ、押さえ、呼吸を整えます。

香木は全て天然。
伽羅から始まり沈香、香十徳、白檀はティモール島周辺が原産地。インドやインドネシアでも多く産出されていましたが、現在は少なく貴重品になっているそうです。栂(つが)、安息香(私はこの香りが一番好きです)のバニラのような甘い香りは呼吸系に薬効があり、タイ、ベトナム、マレーシア、ジャワ島から産出されます。

20種類くらいの香木から3種類の香木を聞かせていただきました。

「嗅覚がきく人は健康なのですよ、ほら鼻がきくって言うでしょ、つまりそれは自己防衛なのです。」

テーブルと椅子での会なのでリラックスして「香りを聞く」ことができました。

香りと自分がひとつになれるか・・・。
興味深かったのが、それぞれの香木の持つ柔らかな香りが沈静作用、安定作用、頭痛の緩和など様々な効能があるからでしょうか、30分くらい聞いていると精神が落ち着き、心が満たされてきます。

そう、幸せな気分になってくるのです、不思議と。

室町時代に生まれた「香道」。
ひとりひとり感じ方が違うそうです。
参加者全員で「香・満ちました」と言って第1部は終了。

昼食は湘南エリアの地野菜をふんだんに使ったヘルシーで美味しいフレンチのランチボックス。

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第二部は匂い袋と塗香(ずこう)づくり。

僧侶は法要の前に、修行僧は修行に入る前に、塗香を口に含み、手や身体に塗って、煩悩、汚れ、邪気を除き心身を清めたそうです。一般の人が読経や写経をする前にもよく使われるそうです。

先生が「浜さんはどんな香りがお好きですか?」と仰られたので「ちょっとラブリーで優しい香りがすきです」と申し上げました。

先生おすすめのブレンドと自分の好きな香りをブレンドして出来上がり。

私は白檀、安息香と丁子を少々。
先生いわく「成熟した大人の女性の香り・・・です」と。
手の平に塗ったらやわらかな香りに心が休まります。
匂い袋にそっと入れ、旅の最中、ひとり夜、音楽でも聴きながら香りを楽しみましょう。

蜩が鳴き、風がそよそよと部屋をぬけ心地良い一日でした。
渡辺えり代先生、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。

また秋には「やまぼうし」で講座が開催されます。
ご興味のある方はHPでご覧ください。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:34 |

『箱根の森の天使たち』を終えて

大勢の女性たちが箱根の「やまぼうし」にお越しくださいました。
青森からは夜汽車に乗り、また夜汽車で帰られた方。
沖縄から、大阪、神戸、京都、そして関東各地からここ箱根へ。

「わぁ~素敵」
「ラブリィー!」
「細やかな手仕事ですね」
「心があたたかくなるわ」

などなど、皆さんそれぞれが作品を通じていろいろなことを感じられていました。たくさんの素敵な出逢いを頂き感謝いたします。

なによりもまた石井麻子先生とのおしゃべりは至福のときでした。
同世代、同じ時代に旅をし、平和を願い、今回は「製作する日々は大災害と共にあり、無念にも命を奪われてしまったひとびとへの鎮魂の心も編みこまれています。」とおっしゃられます。

万事がスピード、インスタント、使い捨てでしめられてきた時代に、今は「手のぬくもり」が求められています。

私が旅というものの得もいわれぬ魅力にのめりこんで30年以上がたちます。
それは、"日本の日本的なるもの"・・・に惹かれての旅でした。
そんな中で出会った古民家。その古民家に、"天使"が舞ってくれました。
何よりも家の木々が一番幸せ。

ここ箱根の森でこれからも、皆さまの心があったかくなるような、豊かな気持ちになってくださるような、そんな展覧会を開催していきたいと思います。どうぞ、HPへアクセスし、お越しをお待ちいたしております。

投稿者: Mie Hama 日時: 07:46 | | コメント (1)

箱根の森の天使たち

昨年の秋に続き今年もニット作家石井麻子先生の素敵な
ニットアート展が箱根のわが家「やまぼうし」で開催しております。

今年のテーマは「箱根の森の天使たち」・・・とても素敵です。

空間に「森の天使」やアンジュのニットアートの世界が広がります。
昨日は雑誌「いきいき」の読者の方々が大勢お越しくださいました。

私は夜明けどき、深く穏やかな眠りの中にいると、家の周りから
聞こえてくる鳥のさえずりで目を覚まします。

そして、会場の「森の天使」たちに逢いにいきます。

今週、日曜日まで開催中です。
金曜、日曜は私もおります。ぜひお越しくださいませ。

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投稿者: Mie Hama 日時: 07:16 |

Mie's Living ~ 春の催事のお知らせ

箱根の山は、毎年気が抜けない春の大雪に見まわれ、
木々のつぼみもこごえているようです。
それでも春の気配を日に日に感じられるようになりました。

この雪が完全に溶ける頃には、「箱根やまぼうし」も
また本格的に始動いたします。

私もとても楽しみにしている「季節の催事」は
Nefer Galleryさんの 「イエメン・ジュエリー~Sheba Collection」。
昨年末に展示会をご一緒させていただいたNefer Galleryさんと
今年も素敵な企画をご一緒させていただけることになりました。

そして石井麻子さんのニット・アート展「箱根の森の天使たち」と続きます。
昨年は秋・冬もののニット作品でしたが、今年は5月開催ということもあり、
春・夏もののコレクションです。
前回とはまた違った石井さんのラブリーな作品を皆さんにご紹介いたします。

それに先立ち、まず、2011年の最初を飾って下さるのは、柳家三三師匠をお迎えしての「箱根三三落語会」。小三治師匠のおっかけを自称する私は、三三さんの落語もよく聴かせていただいており、三三師匠の落語でやまぼうしの今年のスタートを飾ることが出来ますことをとても嬉しく、楽しみに思っております。

前回もご案内させていただきましたが、会場の都合で30名様限定の贅沢な会でございます。若干のお席の空きがございますのでご希望の方はどうぞお早めにお問い合わせくださいませ。

http://www.mies-living.jp/events/hakone_sanza_rakugokai.html

投稿者: Mie Hama 日時: 11:01 |

『柳家三三師匠落語会』のお知らせ

『柳家三三師匠落語会』のお知らせ

箱根「やまぼうし」で4月3日三三さんの落語会を開催いたします。
ご存知のように三三さんは柳家小三治師匠のお弟子さんです。
小三治師匠の"追っかけ"の私は、三三さんの落語もよく聴かせていただいておりました。

お若いのにその芸はまさに正統派。
小三治師匠とはまた違った芸風に見えます。
しかし、やっぱり師弟。
どこか似ています。

ここ箱根で以前、小三治師匠の落語を聴かせていただいた時には会場となった大広間の時計が止まっていたのです。
そこから師匠の自在な「まくら」から始まりました。
三三さんが同じ空間でどんな落語を聴かせてくださるか・・・。
楽しみです。

会場の都合で30名限定とさせていただきます。
落語終了後、師匠を囲んで軽いお酒と食事をご用意しております。

もちろん、私もご一緒させていただきます。
詳しくはやまぼうしのHPをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/events/hakone_sanza_rakugokai.html

投稿者: Mie Hama 日時: 08:35 |

ナイルの畔で~タペストリーとキャンドルで迎えるクリスマス

ネフェルギャラリーのオーナー・金田理恵さんが箱根「やまぼうし」で素敵な展覧会を開催してくださいました。

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エジプトカイロ近郊のしばらく行ったところにハラニアという小さな村があります。この村にエジプトの田舎の風景を色鮮やかに織りなす機織りの職人がいます。全て天然のもので。なんと美しいことでしょうか。そこには清らかな泉があります。その泉は知恵と愛情がいっぱいの暮らしから生まれます。豊かさの中にいる私たちは、地球の自然の営みからはたして彼らのような「美しい営み」を紡ぎだせるでしょうか。

いさかいのない世界

人々のぬくもりを感じ、キャンドルを灯してともに祈りました。

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金田さんはご主人の仕事の都合でエジプト・スペイン・インドなどで暮らされました。エジプトは観光で成り立っている国ですが、私たちの目にはふれることのない部分もあるそうです。

女性や子供の生活環境はかなり厳しく、過疎地域では狭い家に大人数の家族が住み、かまどのすぐ近くで寝ていたりしていて、目が行きとどかないためにかまどに落ちてしまう事故や虐待も後をたたず、悲惨な状況が続いているのです。

今回の展示会に合わせ展示したクリスマスの人形とオーナメントの収益金135,600円の全額は、金田さんが支援しているミニアの火傷施設に寄付されます。

今回展示したタペストリーや刺繍製品などの多くがエジプトの女性たちが経済的な自立への第一歩として作ったものが多く、どれもほんとうに素敵な作品でした。現地の女性や子供をただ単に援助するのではなく、その次のステップとしての自立も視野に入れながら活動されている金田さん。まさにこれこそが「ソーシャル・ビジネス」の在り方のような気がいたします。

そして、今回も大勢の方々が箱根「やまぼうし」にお越しくださいました。
ありがとうございました。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:33 | | コメント (2)

NAGISAコンサート「馬頭琴が奏でるモンゴルの風」

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先週末、我が家の「やまぼうし」でNAGISAさんの奏でる馬頭琴
の音色が広間に響きわたりました。

ユーラシア大陸に広がる草原の国、モンゴル。遊牧民族は家畜
とともに暮らし、家族同様、馬に愛情を注いできました。

「馬頭琴」は草原のチェロとも呼ばれ、哀愁をおびた美しい音色。
馬頭琴の由来といわれているモンゴルの民話「スーホの白い馬」を
私が朗読いたしました。

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こうして昨年から始めた、ここ「やまぼうし」でのコンサートや展覧会。

この家は壊される運命にあった古い農家を移築し、和洋折衷の家を造りました。どこかイギリスの田舎家のような・・・、そんな日本の良さと大好きなイギリスの古い家が一緒になったような家です。

子育て真っ只中の昔、「ねえ、聞いてくれる?」 眠れない夜、私は我が家に住むたくさんの柱や梁、床や戸棚、多くの木とおしゃべりをしたものです。木々たちはなにしろ何百年も生きているからものしりで、私のわからなさを諭したり、ときには眠ったふりをして答えてくれなかったり。

そうそう・・・もうずい分前のことですが、我が家の木々たちの本当に得意顔を思いだします。だって世界的なヴァイオリニスト、ウィーン・フィルのコンサートマスターをつとめるライナー・キュッヒルさんがみえて、この大きな梁の下であのストラディバリウスを弾いてくださいました。

和ろうそくに火を灯し、静かに、静かに弾き始めました。
"バッハ・無伴奏パルティータ第ニ番"
澄んだ音は家の中を走り、天井のすみずみにひびき、木と戯れていました。

「ね、家の木々たち。よかったね、この家へのすてきなプレゼントだったね」

ほんとうに贅沢な木々たち。

馬頭琴の音色や美しいランプ、そして明日16日からは
「石井麻子のニットアート展 夢を編む 藍を編む」が始まります。
http://www.mies-living.jp/events/knitart.html

ブログをご覧の皆さま、お暇があったら我が家の木々に会いにいらしてください。

投稿者: Mie Hama 日時: 08:30 | | コメント (3)

新米の季節

「いただきます」という時、私はいつも合掌します。

子育てが一段落した頃、10年間でしたが米作りを学びました。
素人が米作りに挑戦するのは並大抵のことではありません。
けれど、私にはどうしても「作りたい」という意思、そして夢がありました。
私の農業に対する敬意が、作ることで表せるような気がしたから・・・。

まず準備として拠点となる農家を福井県若狭三森に移築。
田んぼをお借りして、地元で農業を営む米作りの名人松井栄治・よし子さん夫婦を師と仰ぎ、農業のイロハから手ほどきいただきました。
近くに佐分利川と鎮守の森。日本の原風景ともいうべき美しいところです。

若狭での農業体験は熱く、力強い日々でした。
師匠の松井さんは減農薬・無科学肥料栽培で見事なお米を作っています。
全国各地のお米好きから注文がくる名人です。

私の田んぼはわずか七畝でしたけれど美味しいお米が収穫でき刈り取りの日、初めて手にしたとき、思わず涙がこぼれました。

「いただきますといって手を合わせるのはね、お米を作ってくれたお百姓さんやお日さまに感謝するためなのよ」・・・と母や祖母に言われたものです。

実際、農業ほど、暮らしと密接に結びついている生業はありません。
「食べるということは生きること。食は命そのもの」
そして、環境。
土の力、水や日光、森、雨、風・・・すべて、農を支えるもの。
水田の農地は、水をたたえることで保水の役割をはたすなど、自然の景観の一部をにない、自然をサポートしていたりもします。

「農」を考えることは、何より、未来を考えることではないでしょうか。
その農村の、日本の原風景が大きく変化している今日です。

この季節、ご飯がいっそう愛しくなります。
お米の力ですね。艶と適度な粘り、ほのかな甘み、噛むほどに味わい深い若狭・松井さんのお米。

「浜美枝のひとめぼれ」は松井さんが1ヘクタールほどの田んぼで「安全」と「安心」を心がけ作ってくださいます。宜しければ召し上がれ。

詳しくはHP「正直な作り手の味」にアクセスしてください。
http://www.mies-living.jp/honestfood/hitomebore/index.html

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投稿者: Mie Hama 日時: 09:53 |

ギャルリー田澤展を終えて

「燈とテーブルウェア」展が昨日終了いたしました。

ランプの好きな方々が遠方からも大勢お越しくださり、箱根の我が家「やまぼうし」にはギャルリー田澤の空間が広がりました。

"和魂洋彩"を唱える田澤ご夫妻は、美の名プロデュサーです。

京都のギャルリー田澤は私の憧れの場所でした。

我が家の囲炉裏の部屋にひとりいる時、四十数年にわたり集めてきた器や道具が、かすかな声でおしゃべりしているような気がするのです。それはけっして怖いものではなく、私にとっては、美の世界に誘われているような、心のときめきを感じるむしろ甘美な瞬間です。

よく考えてみると、ものが長い年月を、生まれたときの形を保ちながら生きつづけているということは、小さな奇跡ではないでしょうか。人を魅了する力があったから、大切に丁寧に、人から人へと伝えられてきたのではないかしら。そんなふうに思います。

2006年より始めた展覧会も今年で5回目、"最終章"でした。
箱根の秋に映えるあたたかな燈・あかり・・・を皆さまとご一緒に楽しませていただきました。感謝申し上げます。

はじめて日本にランプがともったのは万延元年(1860)、エドワルド・スネルという商人によってとか・・・。

田澤さんは、現代の宗達だと私は思います。道具を道具としてとらえるだけではない、使い方のセンス、生き方をひっくるめての空間づくり。

また京都にお邪魔させていただきます。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:36 |

日常~くらし~の遊び展 「燈とテーブルウエア」

先週の土曜日から京都の"ギャルリー田澤の展覧会を箱根「やまぼうし」で開催しております。

田澤長生さんが、長年にわたり収集してきた秘蔵の洋燈(ランプ)、灯火器、燭台、天吊り燈、シャンデリア、そしてテーブルランプなどテーブルセッティングと共に我が家の空間を、それはそれは素敵に演出してくださいました。

私自身、燈かりが大好きで、これまで美術館で見てまいりましたが、これほど、明治の人々が燈りに薀蓄があり、西洋のランプを見事に新たな文明として取り入れていることに驚きと同時に、日本人の美意識に改めて感動を覚えました。

古くは平安時代、江戸時代・・・蝋燭から始まった、「あかり」。

現代の電気の生活からはけっして感じとれない、そこには温もりのあるあかりの世界が広がります。

日曜日まで開催しております。
移りゆく自然の中で、ゆったりとした時間をお楽しみいただけたらとご案内いたします。

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投稿者: Mie Hama 日時: 10:55 |

片岡鶴太郎展『こころ色』

今年の夏も箱根やまぼうしで片岡鶴太郎展『こころ色』を開催することになりました。

画業15年目を迎える鶴太郎さん。多彩なキャリアをお持ちですが、ますます芸術の世界での鶴太郎さんは魅力を増されています。1954年生まれ、56歳を迎える鶴太郎さんは以前こんな話をしてくださったことがあります。

「40歳で初めて絵を発表したのですが、40歳は僕にとって人生の区切りでした。これからの人生、何を頼りに、何を求めて生きたらいいのか・・・人生の中にポツンと置かれた孤独、焦り・・・そんな日々がありました」・・・と。

よく分かります。

私自身も40歳が人生の大きなターニングポイントでした。
時には立ちつくしたり・・・ひとつ山を越えたとホッとして顔をあげると、また別な山が。目の前にあるのはいつだって曲がりくねった道でした。

でも、年を重ねるって素敵なこと。

鶴太郎さんの作品を拝見していると、いくつもの山を越え、寂しさも、悲しさもそして喜びもが作品に表現されているのです。どうぞ箱根の我が家で鶴太郎さんの積み重ねていらした人生を、作品をご覧ください。

詳しくはHPで。
http://www.mies-living.jp/events/10kokoroiro.html

投稿者: Mie Hama 日時: 07:37 |

ワークショップ

箱根の我が家でワークショップを始めました。

「好奇心を満たす集いの空間」
 箱根で触れる大人の遊び

7月10日(土)は「和の香り体験講座」の時間。

私は香の世界はまったくの素人。でも憧れていました。
箱根の静けさの中で香木が放つ洗練された香りを楽しみたい・・・
そんな個人的な興味からの発想でした。
前回は12名でゆったりとした空間の中でのレッスン。
ランチボックスも好評でした。

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そして7月24日(土)は「水彩色鉛筆で旅先スケッチ」です。

私は絵が苦手。でもこれだけ旅の日々、スケッチができたらいいな・・・
といつも思っておりました。

箱根で暮らしはじめて、34年になりました。子供たちも成人し巣立っていった今、日常に彩りもたらすような企画を催しながら、我が家に皆さまをご案内させていただき、私自身が楽しみたいのです。

詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/workshop/index.html

投稿者: Mie Hama 日時: 10:28 |

和の香り体験講座

『花のように~ふたりのコラボレーション』展
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)が昨日終了いたしました。

箱根に咲く豆桜が満開の我が家に、大勢の方がお越しくださいました。
12軒の古民家の木々がさぞ喜んだことでしょう。花の香りと笑い声に包まれ、私自身も美しいものに囲まれ幸せな1週間でした。

次回のお知らせです。

『和の香り体験講座~静けさの中 香りと向きあう 至福の時間』

第一部: 聞香(もんこう)の会   5月22日(土)11:30~13:15
香りを「聞く」・・・この会はリラックスした雰囲気の中で始めての方でも、
香木の香りを楽しんでいただけます。

第二部: 練り香(ねりこう)づくりと焚き方  5月22日(土)14:00~15:45
平安貴族が愛した練香をつくってみましょう。
家庭での練香の焚き方も学べます。

お昼はフレンチの特製ランチボックスで小休憩

講師はロンドン・パリ・香港・ボストンなど海外生活が長く、45ヶ国以上への旅で得た異文化体験から、世界の多様な文化における音楽、舞踊、美術工芸、自然療法に精通している渡辺えり代さんです。

えり代さんはおっしゃいます。
「太陽・月・星・草木・花々を愛でながら、自然界に感謝して暮らしたい」・・・と。
箱根でのひととき「香り」の世界をあじわってください。

日常から、ちょっと離れるのも素敵です。詳しくはHPでご覧ください。
『和の香り体験講座~静けさの中 香りと向きあう 至福の時間』
http://www.mies-living.jp/workshop/wanokaori.html

私も「私の練香」を創ってみたいです。      

投稿者: Mie Hama 日時: 10:38 |

花のように~ふたりのコラボレーション~

昨日の幻想的な雪景色から、今日初日は青空も見え庭の豆桜も満開です。素敵な展覧会のはじまり・・・。

たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)展に大勢のお客さまがお越しくださいました。全国各地から永順の生徒さんやらHPを見てきてくださった方々。
部屋いっぱいに笑い声が響き心地よい空間です。

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私は早朝から庭一面の雪の手入れ。何故って、雪の下に埋もれてしまった花々を皆さまにご覧頂きたくて、手で一輪一輪掘り起こしました。おかげさまで可憐な花々が顔をのぞかせてくれました。

夕方からはオープニングパーティー。
メゾン・ド・H&M(アッシュ&エム)のスタッフが湘南野菜をたっぷり使った健康的で美味しいフレンチを作ってくれました。みんな~幸せ・・幸せ!
美しいものに囲まれ美味しい料理、素敵な仲間、私も幸せです。

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お時間がありましたらぜひお越しください。

投稿者: Mie Hama 日時: 01:59 | | コメント (3)

花のように~ふたりのコラボレーション展

箱根に住んで30年の歳月がたちました。
私の大好きな花「やまぼうし」
箱根の山がふんわりと山法師の花で覆われるのは初夏。
この花の見事な開花は十年に一度とか。

仕事をはじめて50年の歳月がたちました。
「私は何をしているの?こんなことしてられない。自分の人生の立て直しをしなければ・・・」と考えたことも、しばしばありました。自分の心がつき動かされるほうに仕事を選択していくことも増えてきたように思います。

十年に一度 見事な開花・・・。私も「やまぼうし」のように咲きたい!
そんな思いで我が家の屋号は「箱根やまぼうし」です。

子供たちも、それぞれ社会に巣立っていきました。今は「大人の静かな空間」になり「人が集えるサロン」として、この空間での展覧会など私の心のオアシスになっています。何よりも私自身が楽しみにしているのですから。

これまで2006年から京都・ギャルリー田澤をはじめ、藤井勘介さん、福本潮子さん、片岡鶴太郎さん、と展覧会を通じてとても素敵な出逢いができました。

そして明日17日(土)~22日(木)までは
『花のように~ふたりのコラボレーション』
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)が開催されます。

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いつも花と一緒に呼吸しているような、のびやかな永順の世界。そんな永順を包みこむような優しさで造られた省ちゃんの器。そのどれもが「美の空間」を醸し出してくれます。

今日は搬入で大忙し。省ちゃん・永順、そして私やスタッフ。
展覧会を皆さまに喜んでいただけるよう、この時が一番の楽しみなのです。
どうぞご興味のある方はホームページにアクセスしてください。
お越しをお待ちいたしております。

ホームページへのアクセスはコチラから

本日は4月としてはめずらしく突然の雪、幻想的な世界です。
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投稿者: Mie Hama 日時: 13:13 |

花のように~ふたりのコラボレーション展

箱根では早朝、小鳥たちのさえずりが「おはよう、朝ですよ」と私を起こしてくれます。そして、早朝の山歩き。朝の光がスーッと差し込んで、とても気持ちよいのです。歩きながら、箱根の山のエネルギーをもらっているような気がします。

山があり湖があり、自然環境が素晴らしい箱根に住みはじめて30年がたとうとしています。日本が高度成長まっしぐらの時代、住みにくい、維持が大変、跡継ぎがいない・・・などの理由でつぎつぎに捨てられていった古民家。悲しい時代でもありました。

土地のおばあちゃんたちに、「なんとか、この家を守ってほしい」と、手をあわされ、断りきれなくなってしまい、結局、十二軒の家をゆずってもらいました。その木々は私たちの家族の住む家を形造り、第二の命を生きることになりました。柱や梁には、長いあいだ人びとを守りつづけてきた優しい表情があります。

自然にも物にも魂があるように思えるのです。

骨董と出会い、ルネ・ラリックの作品などガラスの器に出会い、窓に広がる風景を見つめながら、一生懸命子育てをして、仕事をし、たくさんの素敵な人との出会いに支えられてきた私のこれまでの人生。

この空間を仲間と共有したい・・・そんな思いで、最初は私の大好きな京都「ギャルリー田澤」の素敵な展覧会から落語会、コンサート、闇笛を聞く会、などを楽しんできました。昨年春からは正式にMie's Livingとして「箱根やまぼうし」がスタートしました。

今年も春から素敵な展覧会が始まります。
4月17日~22日まで「花のように」と題して「たかはししょうぞう・永順のふたりのコラボレーション展」を開催します。

省ちゃんの器は永順さんの花を優しく包みこむような、料理の味を引き出してくれるような素敵な器です。永順さんは、いつも花と呼吸しているような、のびやかな美の世界が広がります。今回はシルクスクリーンの絵と花。

さあ、春の到来、我が家の木々が待ち望んでいる展覧会のご案内です。
詳しくはHPでご覧ください。

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投稿者: Mie Hama 日時: 09:12 | | コメント (2)

片岡鶴太郎さんの展覧会

片岡鶴太郎さんの展覧会「こころ色」が、我が家の広間の空間に見事に表現されています。

生活周りの作品をお迎えしたい・・・との思いがありました。鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふくと息づいています。暮らしを美しく彩り、爽やかな風を空間にふきこむような素晴らしい作品ばかりです。

「作品は人なり」と思わずにはいられません。

今回の展覧会の展示は毎年、この空間を美しく彩ってくださる京都「ギャルリー田澤」のオーナー、田澤ご夫妻がプロデユースしてくださいました。
美しい花器にふさわしい花を生けこみ、「千年の恋」を床の間に飾り、それぞれのコーナーに一番ふさわしい絵を飾り、毎日見ていても新たな美の発見があります。

23日のレセプションには鶴太郎さんもお越しになられ始めて、ご自分の作品をご覧になられ、「僕の絵というより、私の手からもう一人歩きしています、作品が」と仰っておられました。

これからも私は箱根の我が家のこの空間を皆さまと共に楽しんでまいりたいと思います。

「日常の中にこそ美が存在する」・・・と民藝運動の創始者、柳宗悦は説いています。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:41 |

LA BELLE TABLE&大皿展

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初夏の心地よい季節、今年もまた箱根の我が家で京都「ギャルリー田澤」の展覧会が開催されています。第4回目のこの夏は "LA BELLE TABLE&大皿展"と題し「和蘭陀食卓」をメインに、夏から秋にかけてのエキドチックなテーブルが広がります。

古伊万里の大皿、鉢、オランダ・デルフト、ブリストル、バカラ、ルネ・ラリック、デルボー、クロス等 「ギャルリー田澤」の放つ輝きは特別なものです。
そして、素晴らしいコンセプトのひとつに、"日常に使えるもの"を扱っていることです。ですから、全てのものが綺麗に洗われ、磨かれ、家に帰ってすぐ使えるのです。

「最も大切なことは、普段、日常のなかで、季節感と取り合わせを考慮して、好きなもの、とっておきのものを使うことだと思います。その上で客さまに喜んでいただけるものはなにかと考えるのです」と田澤ご夫妻はおっしゃいます。

"遊び" "発見" "感動" のようなものが感じられる素敵な展覧会です。
8月1日(土)まで開催しております。

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そして、来月の展覧会のお知らせ。
片岡鶴太郎展「こころ色」が開催されます(09年8月22日~30日)

鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふく息づいていて見る者を自然の中にいざなう豊かさと優しさがあります。鶴太郎さんの作品に触れるたび、私は「作品は人なり」と思わずにはいられません。

毎日、見ていたくなる・・・。
暮らしの美を再発見する・・・。
共にこれからの時間を過ごしたくなる・・・。

どうぞ古民家を再生した箱根の我が家で出逢ってください。
詳しくはホームページにアクセスしてください。
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投稿者: Mie Hama 日時: 07:50 | | コメント (1)

Mie's Livingからのお知らせ~正直な作り手の味・第一弾

Mie's Livingで紹介している「正直な作り手の味」の第一弾をようやく皆さまにお届けできることになりました。

記念すべき第一弾は伊豆にある間菜舎(まなしゃ)の高田啓冶さん・葉子さんご夫妻が心をこめて焙煎したコーヒー豆です。高田さんのコーヒーの恵みを、ブラジルから伊豆・松崎町経由で皆さまへお届けします。

私は毎朝の山歩きから帰ると、まず湯を沸かし間菜舎のコーヒーを飲みます。いい香り。このコーヒータイムが、このうえなく贅沢かつ優雅な時間に変わり、私の一日が始まります。

私はこれまでの30年間に渡り、日本全国の農山漁村を訪ね歩く旅を重ねています。それらの旅の中で数多くの生産者とお逢いすることができました。
「こだわり」をもってその味を作っている方々にお逢いすることができることは、私にとってとても幸運なことです。ただ単に味が美味しいだけではなく、作り手の誠実なお人柄、生きる姿勢、世界観や哲学までもがそれらの品々に垣間見ることができます。

それぞれの土地に根ざして生きる人々の「正直」を貫かれた味。その「正直な味」はとても尊く、美しく、そして美味しいと私は感じます。本当の意味での「豊かな食」とは、生産者は自分に正直に、そして安全なものを生産し、消費者がそれを買い支え、お互いに信頼し合うことの上に成り立つのではないでしょうか。

私が今まで出逢った日本全国の「正直な作り手の味」をこれから少しずつ皆さまにご紹介できればと思っています。

高田さんのコーヒー豆はじっくりと焙煎して頂くため、初回は50袋限定とさせて頂きます。詳しくはホームページをご覧下さい。

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投稿者: Mie Hama 日時: 08:00 |

箱根ラリック美術館を訪ねる旅

東京からは、例年より早い桜の便りが届きましたが、ここ箱根ではまだ固いつぼみが、春の訪れを待っています。そんな午後、我が家から車で約20分のラリック美術館に出かけました。

私にとって美術館は、心を支えてくれる場所。
20歳からは日本全国のみならず海外にも旅しているのですが、見知らぬ街を訪ねたときにはできる限り、私はその街にある美術館を訪ねるようにしています。アート自体に感動すると同時に、そこに住む人々が大切にしているアートに触れることで、その街をより深く理解できるような気がするのです。

24年前にはNHK「日曜美術館」のキャスターを務め、多くのアートや芸術家の人生にも向き合い、さらにアートは身近なものになりました。そしてすぐれたアートとは、生きる力を与えてくれるものだと確信するようになりました。

実は、私が住む箱根には素敵な美術館がたくさんあります。ポーラ美術館、箱根美術館、彫刻の森美術館、そして私がもっとも頻繁にお訪ねするこのラリック美術館......。

ルネ・ラリックは、アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代を代表する芸術家。1925年のアール・デコ博では、会場のモニュメントとなる高さ15mのガラスの噴水「フランスの水源」を制作しました。また、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの室内装飾にもその才能を発揮しています。

私はラリックのアートが大好きで、箱根の我が家でもラリックのキャンドルスタンドやガラスの大皿、香水瓶、シャンパングラスなど、愛用しています。ガラスの透明な美しさ、写実的で力強いモチーフ、彫刻といっていいほどの造形力......日々の何気ない暮らしを美しく彩ってくれる、私の大切な道具たちです。

ラリック美術館には、さらにすばらしい世界が広がっています。創作活動のドラマチックな全貌がつかめる、圧巻のコレクションです。写真やカタログでは伝わらない本物の魅力と迫力に、私はいつも感激してしまいます。

その上、館内から一歩外に出ると、そこは見事な庭園が広がっています。ラリックの余韻にひたりながら、ラリックの大好きな植物や自然を感じながら、ランチをいただいたり、コーヒーを味わったり。それも、この美術館ならではの楽しみです。

ラリック美術館をはじめとする美術館は、箱根に暮らす私に喜びを与えてくれる大切な場所なのです。そんなラリック美術館など、私の箱根のお気に入りのスポットを、ひとりでも多くの人に味わって、愛していただきたいと、今、プランを練っています。たとえばラリック美術館では、学芸員の案内で芸術品に関する説明をうけ、より深くアートと向き合う......心がきらりと光り、明日へ向かう気持ちをそっと後押ししてくれるような、小さな旅です。

そこで感じる私の喜びや感動をお話しするために、もちろん私も1日、ご一緒させていただきます。もし、ご興味がありましたら、このブログの左上にある「Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方」をクリックしてみてください。

また、これから「Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方」では、私が暮らしの中で考えてきたことなどをじっくり、お話していきたいと思っています。私の日々と活動をつづるこのブログと合わせて、「Mie's Living」もお楽しみいただければ、嬉しいです。

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投稿者: Mie Hama 日時: 18:16 | | トラックバック (0)

Mie's Living 開設のお知らせ

この度、Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方~を開設いたします。

箱根の森の中に家を建て、もう30年になろうとしています。ここでは、日時計がなく年時計があり、春がくるたびにひとまわりするような時計に支配されているような感覚があります。淡い春の訪れが、樹々の色みの変化で知らされます。若葉がチラッと目に付く前に、全山ぼおっと薄赤くなるんです。

箱根の山がふんわりと山法師(やまぼうし)の花でおおわれる初夏、見事な開花は十年に一度とか・・・。この山から子ども達は巣立っていきました。今は小鳥たちのさえずりが、"おはよう、朝ですよ"と起こしてくれます。

思い出がたくさん つまったこの箱根の家。

60代半ばを過ぎると、10年サイクルで物事を考えることは難しいかもしれませんが、箱根で静かに暮らすのが、私の今の幸せの形。それは確かなのですが、ただ静かにしているのを私はまだまだ望んではいないのでしょう。箱根には素晴らしい美術館やアートの世界が広がっておりますし、山の植物も素敵です。そんな私が大好きな箱根を一人でも多くの皆様に満喫していただこうと、4月より新しいプロジェクトを始動したいと思います。

日々の暮らしのなかで、ほんのちょっとの時間"自分へのごほうび"のためのステージを計画しております。まず最初は、箱根を訪れる旅から開始いたしますが、今後は30年前に建てたこの箱根の家を拠点に皆様の暮らしをほんのちょっぴり上質なものへの変化させるお手伝いができる企画をたてていきたいと思います。

年代を問わず私、浜美枝とご一緒いたしませんか。
"やまぼうし"は私の大好きな花です。
たちまち流れた30年の歳月。
私も"やまぼうし"のように、咲きたいものです、みなさまとご一緒に・・・。

アクセスお待ち致しております。
Mie's Living ~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方
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投稿者: Mie Hama 日時: 09:11 | | コメント (3)

"福本潮子 しつらえの布 展"

"福本潮子 しつらえの布 展"

を我が家の箱根で7月21日から30日まで開催いたしております。
恒例となった、京都 "ギャルリー田澤"の主催です。

今回の展覧会に寄せて、福本潮子先生は「私は民藝を新しい感覚でとらえて、現代生活の中で生かしたいと考える。日本の風土から生まれた伝統的な感覚を、コンテンポラリに展開したい」と仰っておられます。

"ギャルリー田澤"の西洋骨董と布、そして我が家、三者のコラボレーションは胸の高ぶりを抑えられないほど魅力的です。「民藝」はたえず進化しつづけております。
 
私の憧れの京都は祇園祭も終わった夏の夕暮れとき。風もはたと止んで、明るくもなく暗くもなく、倦んだような空気があたりを埋め尽くす時間があります。空気や木の葉、人影、川の流れすらも、そこに佇んでいるような・・・だれも動かない午後。

京都に住む人は水やりの加減と時間についても、一家言持つ人が多いのです。

へたな時間に水を、それも不細工に撒いてはいけないのです。その辺りの息づかいをみだすと、たぶん、江戸でいう「野暮」というような、無言の非難がどこからともなく押し寄せるのでしょう。

余所者の私達が地団駄ふんでも追い付けない領域・・京都。それが今回の展覧会です。

今回の展覧会は潮子先生の布への想いと、田澤ご夫妻の何層にも重なった「美」への感性は息をのむほどです。

「美」を価値とするところには平和があることを、芸術家はそれを使命としているにちがいありません。

愛は美を呼び、美は愛を生む・・・そんな展覧会です。

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投稿者: Mie Hama 日時: 11:14 | | トラックバック (0)

ギャルリー田澤の展覧会

京都のギャルリー田澤の展覧会を昨年に続き今年も我が家を舞台に開催いたしました。

本日が最終日。
今年は「藤井勘圿絵画展」と「洋燈と卓上の美」
藤井先生の絵を中心に、オイルランプ(舶来・国産)の灯りが室内を優しく包みこんでくれます。

テーブルには、ラリック、シュナイダー、バカラのランプ。
花器、グラス、デキャンタ、等々。卓上の美を演出して頂きました。

田澤夫妻の厳しい審美眼で選び抜かれた素晴らしいものばかり。
私は毎日は在宅出来ませんでしたが、夜帰宅すると会場行き、静かに鑑賞させていただきました。
古民家の柱や梁を生かして建てた我が家とのコラボレーションは本当に楽しみです。

私は藤井さんの作品に出会った瞬間、新しい日本画だと確信しました。
泊や墨、水彩、鉛筆、岩絵の具など多彩な画材と技法を使い繊細にして華麗、古きものへの憧憬も感じさせる作品の世界。

我が家の広間に藤井さんの「蓮」の絵を求めたのはその力に魅惑されたからに他なりません。

この10日間はまさに至福の刻でした。

風の匂い、そして今このときの光に照らされた空間の中で多くのお客様との出逢いをいただきました。

我が家も喜んでいるかのようです。

紫陽花の満開の箱根にて

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投稿者: Mie Hama 日時: 20:48 | | トラックバック (0)

LA BELLE TABLE & RENE LALIQUE

京都のギャルリー田澤の「美しいテーブルとルネ・ラリック」をテーマとした展覧会を、我が家を舞台に開催しています(7月22日~30日AM11:00~PM6:00)。

 ギャルリー田澤は、私にとって特別なお店です。器類とガラス、ランプ、照明器具や、和・洋のラリック、バカラ、古伊万里、印判、江戸硝子、切子など、実に様々なものを扱っていらっしゃるのですが、そのひとつひとつが、田澤夫妻の厳しい審美眼で選びぬかれた素晴らしいものばかり。しかもすべてが、家に帰ってすぐ使える状態に磨き抜かれています。
骨董は陶器類だけにしようと、私は長い間、自分を縛っていたのですが、ギャルリー田澤で、光り輝くグラス類や照明器具を見たとたん、そんな決意はあっという間に、どこかに消えてしまいました。
 それから約20年がたちました。今や、京都は、私にとって、大好きなギャルリー田澤のある街となり、ご夫妻とはお店にうかがってお話を伺うだけでなく、公私にわたって親しくお付き合いをさせていただいています。そして、このたび、我が家で田澤ご夫妻の展覧会を開くという運びになりました。
 ルネ・ラリックを中心に、バカラ、ブリストル、ガレ、デルフト、古伊万里などを組み合わせた、田澤ご夫妻の見事なテーブル・セッティングと、古民家の柱や梁を生かして建てた我が家とのコラボレーションといっていいかもしれません
 田澤さんのテーブル・セッティングは、一瞬の出会い、一瞬の時間に、すべてを凝縮して人をもてなそうとする一期一会の粋の世界。そして、テーブル・セッティングと、グラスにかすかに映る山の緑、テーブルの上にふわりと漂う風の匂い、そして今このときの光に照らされた空間との出会いもまた、一期一会といえるのではないかと感じます。
多くのお客様をお迎えして、我が家もほっこり喜んでいるかのようです。

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投稿者: Mie Hama 日時: 21:55 |