カテゴリー:『Mie's Living』

カテゴリー

最近の記事
最近のトラックバック
検索
アーカイブ
片岡鶴太郎展『こころ色』
今年の夏も箱根やまぼうしで片岡鶴太郎展『こころ色』を開催することになりました。
画業15年目を迎える鶴太郎さん。多彩なキャリアをお持ちですが、ますます芸術の世界での鶴太郎さんは魅力を増されています。1954年生まれ、56歳を迎える鶴太郎さんは以前こんな話をしてくださったことがあります。
「40歳で初めて絵を発表したのですが、40歳は僕にとって人生の区切りでした。これからの人生、何を頼りに、何を求めて生きたらいいのか・・・人生の中にポツンと置かれた孤独、焦り・・・そんな日々がありました」・・・と。
よく分かります。
私自身も40歳が人生の大きなターニングポイントでした。
時には立ちつくしたり・・・ひとつ山を越えたとホッとして顔をあげると、また別な山が。目の前にあるのはいつだって曲がりくねった道でした。
でも、年を重ねるって素敵なこと。
鶴太郎さんの作品を拝見していると、いくつもの山を越え、寂しさも、悲しさもそして喜びもが作品に表現されているのです。どうぞ箱根の我が家で鶴太郎さんの積み重ねていらした人生を、作品をご覧ください。
詳しくはHPで。
http://www.mies-living.jp/events/10kokoroiro.html
ワークショップ
箱根の我が家でワークショップを始めました。
「好奇心を満たす集いの空間」
箱根で触れる大人の遊び
7月10日(土)は「和の香り体験講座」の時間。
私は香の世界はまったくの素人。でも憧れていました。
箱根の静けさの中で香木が放つ洗練された香りを楽しみたい・・・
そんな個人的な興味からの発想でした。
前回は12名でゆったりとした空間の中でのレッスン。
ランチボックスも好評でした。


そして7月24日(土)は「水彩色鉛筆で旅先スケッチ」です。
私は絵が苦手。でもこれだけ旅の日々、スケッチができたらいいな・・・
といつも思っておりました。
箱根で暮らしはじめて、34年になりました。子供たちも成人し巣立っていった今、日常に彩りもたらすような企画を催しながら、我が家に皆さまをご案内させていただき、私自身が楽しみたいのです。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.mies-living.jp/workshop/index.html
和の香り体験講座
『花のように~ふたりのコラボレーション』展
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)が昨日終了いたしました。
箱根に咲く豆桜が満開の我が家に、大勢の方がお越しくださいました。
12軒の古民家の木々がさぞ喜んだことでしょう。花の香りと笑い声に包まれ、私自身も美しいものに囲まれ幸せな1週間でした。
次回のお知らせです。
『和の香り体験講座~静けさの中 香りと向きあう 至福の時間』
第一部: 聞香(もんこう)の会 5月22日(土)11:30~13:15
香りを「聞く」・・・この会はリラックスした雰囲気の中で始めての方でも、
香木の香りを楽しんでいただけます。
第二部: 練り香(ねりこう)づくりと焚き方 5月22日(土)14:00~15:45
平安貴族が愛した練香をつくってみましょう。
家庭での練香の焚き方も学べます。
お昼はフレンチの特製ランチボックスで小休憩
講師はロンドン・パリ・香港・ボストンなど海外生活が長く、45ヶ国以上への旅で得た異文化体験から、世界の多様な文化における音楽、舞踊、美術工芸、自然療法に精通している渡辺えり代さんです。
えり代さんはおっしゃいます。
「太陽・月・星・草木・花々を愛でながら、自然界に感謝して暮らしたい」・・・と。
箱根でのひととき「香り」の世界をあじわってください。
日常から、ちょっと離れるのも素敵です。詳しくはHPでご覧ください。
『和の香り体験講座~静けさの中 香りと向きあう 至福の時間』
http://www.mies-living.jp/workshop/wanokaori.html
私も「私の練香」を創ってみたいです。
花のように~ふたりのコラボレーション~
昨日の幻想的な雪景色から、今日初日は青空も見え庭の豆桜も満開です。素敵な展覧会のはじまり・・・。
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)展に大勢のお客さまがお越しくださいました。全国各地から永順の生徒さんやらHPを見てきてくださった方々。
部屋いっぱいに笑い声が響き心地よい空間です。

私は早朝から庭一面の雪の手入れ。何故って、雪の下に埋もれてしまった花々を皆さまにご覧頂きたくて、手で一輪一輪掘り起こしました。おかげさまで可憐な花々が顔をのぞかせてくれました。
夕方からはオープニングパーティー。
メゾン・ド・H&M(アッシュ&エム)のスタッフが湘南野菜をたっぷり使った健康的で美味しいフレンチを作ってくれました。みんな~幸せ・・幸せ!
美しいものに囲まれ美味しい料理、素敵な仲間、私も幸せです。

お時間がありましたらぜひお越しください。
花のように~ふたりのコラボレーション展
箱根に住んで30年の歳月がたちました。
私の大好きな花「やまぼうし」
箱根の山がふんわりと山法師の花で覆われるのは初夏。
この花の見事な開花は十年に一度とか。
仕事をはじめて50年の歳月がたちました。
「私は何をしているの?こんなことしてられない。自分の人生の立て直しをしなければ・・・」と考えたことも、しばしばありました。自分の心がつき動かされるほうに仕事を選択していくことも増えてきたように思います。
十年に一度 見事な開花・・・。私も「やまぼうし」のように咲きたい!
そんな思いで我が家の屋号は「箱根やまぼうし」です。
子供たちも、それぞれ社会に巣立っていきました。今は「大人の静かな空間」になり「人が集えるサロン」として、この空間での展覧会など私の心のオアシスになっています。何よりも私自身が楽しみにしているのですから。
これまで2006年から京都・ギャルリー田澤をはじめ、藤井勘介さん、福本潮子さん、片岡鶴太郎さん、と展覧会を通じてとても素敵な出逢いができました。
そして明日17日(土)~22日(木)までは
『花のように~ふたりのコラボレーション』
たかはししょうぞう(器)&永順(花の絵)が開催されます。

いつも花と一緒に呼吸しているような、のびやかな永順の世界。そんな永順を包みこむような優しさで造られた省ちゃんの器。そのどれもが「美の空間」を醸し出してくれます。
今日は搬入で大忙し。省ちゃん・永順、そして私やスタッフ。
展覧会を皆さまに喜んでいただけるよう、この時が一番の楽しみなのです。
どうぞご興味のある方はホームページにアクセスしてください。
お越しをお待ちいたしております。
ホームページへのアクセスはコチラから
本日は4月としてはめずらしく突然の雪、幻想的な世界です。

花のように~ふたりのコラボレーション展
箱根では早朝、小鳥たちのさえずりが「おはよう、朝ですよ」と私を起こしてくれます。そして、早朝の山歩き。朝の光がスーッと差し込んで、とても気持ちよいのです。歩きながら、箱根の山のエネルギーをもらっているような気がします。
山があり湖があり、自然環境が素晴らしい箱根に住みはじめて30年がたとうとしています。日本が高度成長まっしぐらの時代、住みにくい、維持が大変、跡継ぎがいない・・・などの理由でつぎつぎに捨てられていった古民家。悲しい時代でもありました。
土地のおばあちゃんたちに、「なんとか、この家を守ってほしい」と、手をあわされ、断りきれなくなってしまい、結局、十二軒の家をゆずってもらいました。その木々は私たちの家族の住む家を形造り、第二の命を生きることになりました。柱や梁には、長いあいだ人びとを守りつづけてきた優しい表情があります。
自然にも物にも魂があるように思えるのです。
骨董と出会い、ルネ・ラリックの作品などガラスの器に出会い、窓に広がる風景を見つめながら、一生懸命子育てをして、仕事をし、たくさんの素敵な人との出会いに支えられてきた私のこれまでの人生。
この空間を仲間と共有したい・・・そんな思いで、最初は私の大好きな京都「ギャルリー田澤」の素敵な展覧会から落語会、コンサート、闇笛を聞く会、などを楽しんできました。昨年春からは正式にMie's Livingとして「箱根やまぼうし」がスタートしました。
今年も春から素敵な展覧会が始まります。
4月17日~22日まで「花のように」と題して「たかはししょうぞう・永順のふたりのコラボレーション展」を開催します。
省ちゃんの器は永順さんの花を優しく包みこむような、料理の味を引き出してくれるような素敵な器です。永順さんは、いつも花と呼吸しているような、のびやかな美の世界が広がります。今回はシルクスクリーンの絵と花。
さあ、春の到来、我が家の木々が待ち望んでいる展覧会のご案内です。
詳しくはHPでご覧ください。

片岡鶴太郎さんの展覧会
片岡鶴太郎さんの展覧会「こころ色」が、我が家の広間の空間に見事に表現されています。
生活周りの作品をお迎えしたい・・・との思いがありました。鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふくと息づいています。暮らしを美しく彩り、爽やかな風を空間にふきこむような素晴らしい作品ばかりです。
「作品は人なり」と思わずにはいられません。
今回の展覧会の展示は毎年、この空間を美しく彩ってくださる京都「ギャルリー田澤」のオーナー、田澤ご夫妻がプロデユースしてくださいました。
美しい花器にふさわしい花を生けこみ、「千年の恋」を床の間に飾り、それぞれのコーナーに一番ふさわしい絵を飾り、毎日見ていても新たな美の発見があります。
23日のレセプションには鶴太郎さんもお越しになられ始めて、ご自分の作品をご覧になられ、「僕の絵というより、私の手からもう一人歩きしています、作品が」と仰っておられました。
これからも私は箱根の我が家のこの空間を皆さまと共に楽しんでまいりたいと思います。
「日常の中にこそ美が存在する」・・・と民藝運動の創始者、柳宗悦は説いています。

LA BELLE TABLE&大皿展

初夏の心地よい季節、今年もまた箱根の我が家で京都「ギャルリー田澤」の展覧会が開催されています。第4回目のこの夏は "LA BELLE TABLE&大皿展"と題し「和蘭陀食卓」をメインに、夏から秋にかけてのエキドチックなテーブルが広がります。
古伊万里の大皿、鉢、オランダ・デルフト、ブリストル、バカラ、ルネ・ラリック、デルボー、クロス等 「ギャルリー田澤」の放つ輝きは特別なものです。
そして、素晴らしいコンセプトのひとつに、"日常に使えるもの"を扱っていることです。ですから、全てのものが綺麗に洗われ、磨かれ、家に帰ってすぐ使えるのです。
「最も大切なことは、普段、日常のなかで、季節感と取り合わせを考慮して、好きなもの、とっておきのものを使うことだと思います。その上で客さまに喜んでいただけるものはなにかと考えるのです」と田澤ご夫妻はおっしゃいます。
"遊び" "発見" "感動" のようなものが感じられる素敵な展覧会です。
8月1日(土)まで開催しております。



そして、来月の展覧会のお知らせ。
片岡鶴太郎展「こころ色」が開催されます(09年8月22日~30日)
鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふく息づいていて見る者を自然の中にいざなう豊かさと優しさがあります。鶴太郎さんの作品に触れるたび、私は「作品は人なり」と思わずにはいられません。
毎日、見ていたくなる・・・。
暮らしの美を再発見する・・・。
共にこれからの時間を過ごしたくなる・・・。
どうぞ古民家を再生した箱根の我が家で出逢ってください。
詳しくはホームページにアクセスしてください。

Mie's Livingからのお知らせ~正直な作り手の味・第一弾
Mie's Livingで紹介している「正直な作り手の味」の第一弾をようやく皆さまにお届けできることになりました。
記念すべき第一弾は伊豆にある間菜舎(まなしゃ)の高田啓冶さん・葉子さんご夫妻が心をこめて焙煎したコーヒー豆です。高田さんのコーヒーの恵みを、ブラジルから伊豆・松崎町経由で皆さまへお届けします。
私は毎朝の山歩きから帰ると、まず湯を沸かし間菜舎のコーヒーを飲みます。いい香り。このコーヒータイムが、このうえなく贅沢かつ優雅な時間に変わり、私の一日が始まります。
私はこれまでの30年間に渡り、日本全国の農山漁村を訪ね歩く旅を重ねています。それらの旅の中で数多くの生産者とお逢いすることができました。
「こだわり」をもってその味を作っている方々にお逢いすることができることは、私にとってとても幸運なことです。ただ単に味が美味しいだけではなく、作り手の誠実なお人柄、生きる姿勢、世界観や哲学までもがそれらの品々に垣間見ることができます。
それぞれの土地に根ざして生きる人々の「正直」を貫かれた味。その「正直な味」はとても尊く、美しく、そして美味しいと私は感じます。本当の意味での「豊かな食」とは、生産者は自分に正直に、そして安全なものを生産し、消費者がそれを買い支え、お互いに信頼し合うことの上に成り立つのではないでしょうか。
私が今まで出逢った日本全国の「正直な作り手の味」をこれから少しずつ皆さまにご紹介できればと思っています。
高田さんのコーヒー豆はじっくりと焙煎して頂くため、初回は50袋限定とさせて頂きます。詳しくはホームページをご覧下さい。

箱根ラリック美術館を訪ねる旅
東京からは、例年より早い桜の便りが届きましたが、ここ箱根ではまだ固いつぼみが、春の訪れを待っています。そんな午後、我が家から車で約20分のラリック美術館に出かけました。
私にとって美術館は、心を支えてくれる場所。
20歳からは日本全国のみならず海外にも旅しているのですが、見知らぬ街を訪ねたときにはできる限り、私はその街にある美術館を訪ねるようにしています。アート自体に感動すると同時に、そこに住む人々が大切にしているアートに触れることで、その街をより深く理解できるような気がするのです。
24年前にはNHK「日曜美術館」のキャスターを務め、多くのアートや芸術家の人生にも向き合い、さらにアートは身近なものになりました。そしてすぐれたアートとは、生きる力を与えてくれるものだと確信するようになりました。
実は、私が住む箱根には素敵な美術館がたくさんあります。ポーラ美術館、箱根美術館、彫刻の森美術館、そして私がもっとも頻繁にお訪ねするこのラリック美術館......。
ルネ・ラリックは、アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代を代表する芸術家。1925年のアール・デコ博では、会場のモニュメントとなる高さ15mのガラスの噴水「フランスの水源」を制作しました。また、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの室内装飾にもその才能を発揮しています。
私はラリックのアートが大好きで、箱根の我が家でもラリックのキャンドルスタンドやガラスの大皿、香水瓶、シャンパングラスなど、愛用しています。ガラスの透明な美しさ、写実的で力強いモチーフ、彫刻といっていいほどの造形力......日々の何気ない暮らしを美しく彩ってくれる、私の大切な道具たちです。
ラリック美術館には、さらにすばらしい世界が広がっています。創作活動のドラマチックな全貌がつかめる、圧巻のコレクションです。写真やカタログでは伝わらない本物の魅力と迫力に、私はいつも感激してしまいます。
その上、館内から一歩外に出ると、そこは見事な庭園が広がっています。ラリックの余韻にひたりながら、ラリックの大好きな植物や自然を感じながら、ランチをいただいたり、コーヒーを味わったり。それも、この美術館ならではの楽しみです。
ラリック美術館をはじめとする美術館は、箱根に暮らす私に喜びを与えてくれる大切な場所なのです。そんなラリック美術館など、私の箱根のお気に入りのスポットを、ひとりでも多くの人に味わって、愛していただきたいと、今、プランを練っています。たとえばラリック美術館では、学芸員の案内で芸術品に関する説明をうけ、より深くアートと向き合う......心がきらりと光り、明日へ向かう気持ちをそっと後押ししてくれるような、小さな旅です。
そこで感じる私の喜びや感動をお話しするために、もちろん私も1日、ご一緒させていただきます。もし、ご興味がありましたら、このブログの左上にある「Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方」をクリックしてみてください。
また、これから「Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方」では、私が暮らしの中で考えてきたことなどをじっくり、お話していきたいと思っています。私の日々と活動をつづるこのブログと合わせて、「Mie's Living」もお楽しみいただければ、嬉しいです。

Mie's Living 開設のお知らせ
この度、Mie's Living~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方~を開設いたします。
箱根の森の中に家を建て、もう30年になろうとしています。ここでは、日時計がなく年時計があり、春がくるたびにひとまわりするような時計に支配されているような感覚があります。淡い春の訪れが、樹々の色みの変化で知らされます。若葉がチラッと目に付く前に、全山ぼおっと薄赤くなるんです。
箱根の山がふんわりと山法師(やまぼうし)の花でおおわれる初夏、見事な開花は十年に一度とか・・・。この山から子ども達は巣立っていきました。今は小鳥たちのさえずりが、"おはよう、朝ですよ"と起こしてくれます。
思い出がたくさん つまったこの箱根の家。
60代半ばを過ぎると、10年サイクルで物事を考えることは難しいかもしれませんが、箱根で静かに暮らすのが、私の今の幸せの形。それは確かなのですが、ただ静かにしているのを私はまだまだ望んではいないのでしょう。箱根には素晴らしい美術館やアートの世界が広がっておりますし、山の植物も素敵です。そんな私が大好きな箱根を一人でも多くの皆様に満喫していただこうと、4月より新しいプロジェクトを始動したいと思います。
日々の暮らしのなかで、ほんのちょっとの時間"自分へのごほうび"のためのステージを計画しております。まず最初は、箱根を訪れる旅から開始いたしますが、今後は30年前に建てたこの箱根の家を拠点に皆様の暮らしをほんのちょっぴり上質なものへの変化させるお手伝いができる企画をたてていきたいと思います。
年代を問わず私、浜美枝とご一緒いたしませんか。
"やまぼうし"は私の大好きな花です。
たちまち流れた30年の歳月。
私も"やまぼうし"のように、咲きたいものです、みなさまとご一緒に・・・。
アクセスお待ち致しております。
Mie's Living ~浜美枝があなたに贈る素敵な暮らし方

"福本潮子 しつらえの布 展"
"福本潮子 しつらえの布 展"
を我が家の箱根で7月21日から30日まで開催いたしております。
恒例となった、京都 "ギャルリー田澤"の主催です。
今回の展覧会に寄せて、福本潮子先生は「私は民藝を新しい感覚でとらえて、現代生活の中で生かしたいと考える。日本の風土から生まれた伝統的な感覚を、コンテンポラリに展開したい」と仰っておられます。
"ギャルリー田澤"の西洋骨董と布、そして我が家、三者のコラボレーションは胸の高ぶりを抑えられないほど魅力的です。「民藝」はたえず進化しつづけております。
私の憧れの京都は祇園祭も終わった夏の夕暮れとき。風もはたと止んで、明るくもなく暗くもなく、倦んだような空気があたりを埋め尽くす時間があります。空気や木の葉、人影、川の流れすらも、そこに佇んでいるような・・・だれも動かない午後。
京都に住む人は水やりの加減と時間についても、一家言持つ人が多いのです。
へたな時間に水を、それも不細工に撒いてはいけないのです。その辺りの息づかいをみだすと、たぶん、江戸でいう「野暮」というような、無言の非難がどこからともなく押し寄せるのでしょう。
余所者の私達が地団駄ふんでも追い付けない領域・・京都。それが今回の展覧会です。
今回の展覧会は潮子先生の布への想いと、田澤ご夫妻の何層にも重なった「美」への感性は息をのむほどです。
「美」を価値とするところには平和があることを、芸術家はそれを使命としているにちがいありません。
愛は美を呼び、美は愛を生む・・・そんな展覧会です。

ギャルリー田澤の展覧会
京都のギャルリー田澤の展覧会を昨年に続き今年も我が家を舞台に開催いたしました。
本日が最終日。
今年は「藤井勘圿絵画展」と「洋燈と卓上の美」
藤井先生の絵を中心に、オイルランプ(舶来・国産)の灯りが室内を優しく包みこんでくれます。
テーブルには、ラリック、シュナイダー、バカラのランプ。
花器、グラス、デキャンタ、等々。卓上の美を演出して頂きました。
田澤夫妻の厳しい審美眼で選び抜かれた素晴らしいものばかり。
私は毎日は在宅出来ませんでしたが、夜帰宅すると会場行き、静かに鑑賞させていただきました。
古民家の柱や梁を生かして建てた我が家とのコラボレーションは本当に楽しみです。
私は藤井さんの作品に出会った瞬間、新しい日本画だと確信しました。
泊や墨、水彩、鉛筆、岩絵の具など多彩な画材と技法を使い繊細にして華麗、古きものへの憧憬も感じさせる作品の世界。
我が家の広間に藤井さんの「蓮」の絵を求めたのはその力に魅惑されたからに他なりません。
この10日間はまさに至福の刻でした。
風の匂い、そして今このときの光に照らされた空間の中で多くのお客様との出逢いをいただきました。
我が家も喜んでいるかのようです。
紫陽花の満開の箱根にて





LA BELLE TABLE & RENE LALIQUE
京都のギャルリー田澤の「美しいテーブルとルネ・ラリック」をテーマとした展覧会を、我が家を舞台に開催しています(7月22日~30日AM11:00~PM6:00)。
ギャルリー田澤は、私にとって特別なお店です。器類とガラス、ランプ、照明器具や、和・洋のラリック、バカラ、古伊万里、印判、江戸硝子、切子など、実に様々なものを扱っていらっしゃるのですが、そのひとつひとつが、田澤夫妻の厳しい審美眼で選びぬかれた素晴らしいものばかり。しかもすべてが、家に帰ってすぐ使える状態に磨き抜かれています。
骨董は陶器類だけにしようと、私は長い間、自分を縛っていたのですが、ギャルリー田澤で、光り輝くグラス類や照明器具を見たとたん、そんな決意はあっという間に、どこかに消えてしまいました。
それから約20年がたちました。今や、京都は、私にとって、大好きなギャルリー田澤のある街となり、ご夫妻とはお店にうかがってお話を伺うだけでなく、公私にわたって親しくお付き合いをさせていただいています。そして、このたび、我が家で田澤ご夫妻の展覧会を開くという運びになりました。
ルネ・ラリックを中心に、バカラ、ブリストル、ガレ、デルフト、古伊万里などを組み合わせた、田澤ご夫妻の見事なテーブル・セッティングと、古民家の柱や梁を生かして建てた我が家とのコラボレーションといっていいかもしれません
田澤さんのテーブル・セッティングは、一瞬の出会い、一瞬の時間に、すべてを凝縮して人をもてなそうとする一期一会の粋の世界。そして、テーブル・セッティングと、グラスにかすかに映る山の緑、テーブルの上にふわりと漂う風の匂い、そして今このときの光に照らされた空間との出会いもまた、一期一会といえるのではないかと感じます。
多くのお客様をお迎えして、我が家もほっこり喜んでいるかのようです。




