Mie's Living
P&D

最近のトラックバック

検索



アーカイブ

このブログのフィードを取得
[フィードとは]

Powered by
Movable Type 5.13-ja

template by tokyobuddha

c 2006 blog.hamamie.jp
All Rights Reserved.

世界報道写真展

0714photo.jpg

恵比寿にある 東京都写真美術館で開催されている「世界報道写真展」を見てまいりました。

オランダで毎年開かれるコンテスト。今回は世界各地の125の国と地域から約5千人のプロカメラマンが参加したそうです。大賞には、昨年12月、トルコ・アンカラの美術館でスピーチ中の駐トルコ・ロシア大使が暗殺される前後を写した写真が大賞を受賞しました。

テレビや新聞でこの報道は見ましたが、実際のオリジナルプリントの前に立つと、やはり臨場感が胸に刺さります。足元に撃たれて横たわる大使。壁の近くに大使がかけていたのでしょうか、眼がねが落ちています。組写真ですからなおさらその光景が「報道写真」として鮮烈に見えます。入り口を入ってすぐ右側にあります。

足を進めると「人々の部」ではイスラム国(IS)の恐怖と食糧難によってやむなく故郷を去ることになった5歳の少女。大きく見開いた瞳。「私には夢がない。もう何も怖いものはない。」と、静かに言う。このコメントを読み写真を見ていると涙が零れてきました。私には夢がない・・・なんと残酷なことでしょうか。写真のもつ力・・・カメラマンの目。

「自然の部」ではスペイン・大西洋北東、カナリア諸島沿岸で捨てられた漁網にからまったアカウミガメ。深いブルーの海とカメ。自然が人間の手によって傷つけられています。

私たちが普段目にすることのない写真の数々。ニュース性のあるものだけではなく、じっくり時間をかけての取材写真も見られます。崩れおちている建物、傷ついた人々。平和に暮している私たちの日常とは遠い光景ですが、これが「今」世界に起きている現実であることに衝撃をうけます。

会場には若い人たち。また外国人も多く、静かに目をこらして写真に見入っていました。

物音ひとつなく、世界の現実にふれる・・・毎回見にくる写真展ですが、「世界の現実」に接することのできる貴重な展覧会です。

投稿者: Mie Hama 日時: 2017年7月14日 08:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.stokeshot.com/mt-tb.cgi/646

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)